銚子の海を観てきたよ(^_^)v
2004年3月1日 ◆普段の出来事海のバカヤロー!
と、叫ぶのは人目があったのでしませんでしたが、叫びたい気持ちは87%くらいありました。(←微妙)
★本当は館山の海に行きたかったのですが。(優樹くんと遼君が住んでるから・笑)
日帰りでは銚子が良いところです。なおかつ「ブレード」観てからでないとテコでも動かない自分。8時30分出発じゃあ、仕方ないわな。
途中、土浦で旦那のお母様をひろって行かなきゃならないし。
薄曇りの海は、それでも春の息遣いをしていた。
細い細波が、起ったかと思えば消える。
波音は静かで規則正しく、とても気持ちが落ち着いた。
灰色に見えた海。
沖に目を凝らすと向こうが碧かった。
行き着く先が明るいよって、元気を貰った。
「シコイワシの胡麻酢漬け」も買ったし、ウルメイワシの一夜干しも買ったし、イカに、薩摩揚げ。今夜は熱燗で一杯だ!!(うきうき)
そうそう、お昼を食べたところでうなじの綺麗な高校生バイトを発見。首、長くて、少し褐色の肌が素敵。
収穫でした(笑
と、叫ぶのは人目があったのでしませんでしたが、叫びたい気持ちは87%くらいありました。(←微妙)
★本当は館山の海に行きたかったのですが。(優樹くんと遼君が住んでるから・笑)
日帰りでは銚子が良いところです。なおかつ「ブレード」観てからでないとテコでも動かない自分。8時30分出発じゃあ、仕方ないわな。
途中、土浦で旦那のお母様をひろって行かなきゃならないし。
薄曇りの海は、それでも春の息遣いをしていた。
細い細波が、起ったかと思えば消える。
波音は静かで規則正しく、とても気持ちが落ち着いた。
灰色に見えた海。
沖に目を凝らすと向こうが碧かった。
行き着く先が明るいよって、元気を貰った。
「シコイワシの胡麻酢漬け」も買ったし、ウルメイワシの一夜干しも買ったし、イカに、薩摩揚げ。今夜は熱燗で一杯だ!!(うきうき)
そうそう、お昼を食べたところでうなじの綺麗な高校生バイトを発見。首、長くて、少し褐色の肌が素敵。
収穫でした(笑
コメントをみる |

★「ブレード」のこと
気に入らないのが、主人公が小さい事。背の高さではないですよ、それは十分ですが(笑
闘う目的が、大局的でなくなってます。個人の理由が大部分を占めてるところが一ファン的につまらない。
「アギト」くらいまでは良かった、「龍騎」になって、まあこれもありかな?とは思ったけど、流石にキャラクター至上主義になりすぎな気が。
イケメンヒーロー大いに結構です、大歓迎です。
昔のライダーも復讐心むき出しで、個人的な理由が大半でした。
ネタ出尽くして、目新しさ求めても仕方ないです。
でもね、大義名分が欲しいんだ。
大義名分掲げるのって、古くさいの?あたしが昔の人間なんでしょうかねぇ……。
古くさいと言えば、「デカレンジャー」
石野○子はおいといて、脚本が古くさいです。
「エスパー」というナレーションで、「はあ?」と思いましたが、今回の射撃訓練ネタ、カビ生えてますよ。
「アバレンジャー」が割とスマートであか抜けていた(と、おもっている)ので、鼻につきます。
怪人(?)のデザインも、昔風だし。わざと狙ってるならいいけど当たるかな?佐々木だし(笑
グリーンのボケっぷりの為に観るんだけどね。
「タイムレンジャー」の様などんでん返しに期待します(笑
気に入らないのが、主人公が小さい事。背の高さではないですよ、それは十分ですが(笑
闘う目的が、大局的でなくなってます。個人の理由が大部分を占めてるところが一ファン的につまらない。
「アギト」くらいまでは良かった、「龍騎」になって、まあこれもありかな?とは思ったけど、流石にキャラクター至上主義になりすぎな気が。
イケメンヒーロー大いに結構です、大歓迎です。
昔のライダーも復讐心むき出しで、個人的な理由が大半でした。
ネタ出尽くして、目新しさ求めても仕方ないです。
でもね、大義名分が欲しいんだ。
大義名分掲げるのって、古くさいの?あたしが昔の人間なんでしょうかねぇ……。
古くさいと言えば、「デカレンジャー」
石野○子はおいといて、脚本が古くさいです。
「エスパー」というナレーションで、「はあ?」と思いましたが、今回の射撃訓練ネタ、カビ生えてますよ。
「アバレンジャー」が割とスマートであか抜けていた(と、おもっている)ので、鼻につきます。
怪人(?)のデザインも、昔風だし。わざと狙ってるならいいけど当たるかな?佐々木だし(笑
グリーンのボケっぷりの為に観るんだけどね。
「タイムレンジャー」の様などんでん返しに期待します(笑
コメントをみる |

【私立叢雲学園怪奇譚・第二部〔本章〕14】
2004年2月28日 【小説】私立叢雲学園怪奇譚<本文>
:::::::::::::::::::::::::::::
得体の知れ無い胸騒ぎは、気分が悪い。その原因を知ろうとは思わないし、騒ぎ立てたからと言ってどうなるものでもない。それが篠宮優樹の信条だった。
未舗装の林道を走りながら、ライディングに集中することで苛立つ気持ちを紛らわそうとしている。後輩との約束を無視したのは、そうしなければいられないような焦燥感があったからだった。
サスを軋ませ、浮き上がる身体でバランスを取る。時折進路を塞ぐ倒木はアクセルワークで飛び越えた。ジャンプから着地して、砂利に滑りそうになるフロントを立て直す緊張感に胸が高鳴る。だがやはり、集中しきれない気持ちに見切りを付けて、優樹は一旦バイクを停めた。
バイクを停めても、エンジンは切るなと緒永に言われている。エンジン音がすれば熊や動物が近付かないからだ。
(あれはいったい何だったんだ?)
昨日は緒永や友人達が止めるのも気かずに、我が儘を通してバイクで山中に入った。麓から奥に進むにつれ霧が濃くなり、見通しの悪さにヤバイかな、と、思い始めた頃。
何かが林の中を疾走する気配を感じた。右に、左に、後ろに。しかしその姿は見えない。車やバイクではない、獣の気配だ。
恐怖心は無かった。かえって、追い越せるものなら追い越してみろ、と、闘争心が沸きあがった。緒永に指示された場所でバイクを停めたとき、その気配もまた、近くにあると解った。正体を見極めたい、そう思い辺りを捜してみたのだが……。
遼に腕を掴まれて我に返るまで、自分が何をしようとしていたのか正直覚えていない。闘おうとしていたのだろうか? 追い払おうとしただけなのか? 遼を守ろうとしたのだろうか?
殺意はおろか、敵意さえ感じなかった。だから遼も自分を止めたのだ。あの獣は、自分を知っている気がした。だが優樹にはそれが何故なのか解らない。厭な、感じだった。もう二度と、あの獣には会いたくない。
「ちぇっ、つまんねぇこと考えちまったな、らしくねぇや。」
アクセルを開けてリアを取り回し、もと来た方向にバイクを向ける。一つ息を吸い込んで、クラッチを繋げようとしたとき、脳裏を何かが駆け抜けた。いましがたまで感じていた、漠然とした不安ではない。戦慄、だった。
優樹はアクセルを全開にすると、ギャップを飛び越え、帰路を急いだ。一刻も早く、戻らなくてはならない。
助けを求める声が、確かに聞こえたからだった。
『美月荘』に戻った優樹は、バイクのスタンドを立てる事さえもどかしく本棟に駆け込んだ。昼時を少し前にして、誰かが居ると思ってのことだ。
食堂で所在なさそうに雑誌を読んでいた遥斗が、直ぐに優樹の姿に気が付き立ち上がった。
「優樹先パイ! ひどいじゃないですか、俺と……。」
「遼は何処だ。」
今までにないその声音に、遥斗はびくり、と、身を縮めた。
「秋本先輩なら、今朝スケッチに行くって湖に降りていきました。」
「湖の何処だ!」
「んなこと、わかんないですよ。俺はずっと此処にいたんですから……。」
「なあに、どうしたの?」
食堂のやり取りに気付いた美月が厨房から顔を出した。
「優樹先パイが、秋本先輩を知らないかって……。」
今にも掴み掛からんとする優樹に、遥斗はすっかり萎縮して、半べそをかいている。
「秋本…遼君なら、裏手の坂を下りたところでスケッチしていたわよ。まだ其処にいるかどうかは解らないけど……。」
聞くなり優樹は表に走り出る、慌てて遥斗はその後を追った。
「先パイ! 俺も行きます!」
只ならぬ様子が、遥斗を追い立てた。
裏手の坂道を滑るように駆け下りた。急がなくてはならない、気が急き、重なり合うように道から突きだした枝が覆う物のない頬や首、腕を掠り血が流れるのも気付かない。
藪が開け湖面が目に入った途端、優樹はすぐに岩の影に俯せに倒れている遼を見つけた。血の気のないその顔を見て、一瞬心臓が止まる。が、気を取り直して駆け寄ると、首に手を当て脈を診た。動いている。
ほっ、として、襟元に付いた吐瀉物に気が付いた優樹は、遼の後ろに回り込んで右手で拳を作ると、みぞおちに当てた。その手首を左手で掴み、圧迫するように脇を引き絞って押し上げる。
「ぐっ、ふっ!」
喉に残った異物を吐きだし、遼が激しく咳き込んだ。その身体を横たえ、シャツのボタンを外して気道が確保される姿勢を保ち、優樹は後から来て呆然と立ちつくしている遥斗に向き直った。
「誰か二・三人呼んでこい、こいつを運ぶ。」
「えっ? 誰かって……。」
「誰でもいい、早くいけっ!」
「うわっ、はっ、はいっ!」
大慌てで坂を登る遥斗を確認し、優樹は自分のジャケットのポケットに、ハンカチを捜した。が、普段から持ち歩かない物が在ろうはずもない。
小さく舌打ちして、ジャケットとその下に着ていたTシャツを脱ぐ。湖の水でシャツを濡らし顔をぬぐうと、冷たい感触に遼が薄目を開けた。
「優…樹? 何で君が……。」
「黙ってろ、上に運んでから何があったか聞いてやる。」
「うん……。」
安心したように、再び遼は目を閉じた。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆『起』の部分で一番書きたかったシーンが書けて嬉しいな。優樹君、何が在ろうと遼君のためにすっ飛んできます。(笑
◆実は悩んでいました。BLだけにはするまいと決めて書き始めたはずが、何だかそんな感じ?になってきて……。このままで良いかなぁ、でもなぁ……。困ったときの人頼み「けま」さんに電話。
「このままで良いよ、BL?何処が??はっはっは!」
え、そうなの?こんなのBLの内に入らないと一笑されました。よかった。
今後の展開に必要になる「キーワード」も貰って、やる気が満々になったよ。ありがとう!!
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
▽バレンタイン番外編・こちらに移動しました
▽時間帯により繋がりにくくなっていましたが、サーバー側で解決してくれたようです。
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
★キリ番プレゼント「神崎君の受難・アフターバレンタイン」掲載しました。
http://open.sesames.jp/youkazato/
★ご意見ご感想はこちらへどうぞ!(裏設定・ぼやきありです。遊びに来てね!)
[叢雲掲示板]
http://www.ad-office.ne.jp/cgi-bin/bbs/ad1.cgi?8429maki
:::::::::::::::::::::::::::::
得体の知れ無い胸騒ぎは、気分が悪い。その原因を知ろうとは思わないし、騒ぎ立てたからと言ってどうなるものでもない。それが篠宮優樹の信条だった。
未舗装の林道を走りながら、ライディングに集中することで苛立つ気持ちを紛らわそうとしている。後輩との約束を無視したのは、そうしなければいられないような焦燥感があったからだった。
サスを軋ませ、浮き上がる身体でバランスを取る。時折進路を塞ぐ倒木はアクセルワークで飛び越えた。ジャンプから着地して、砂利に滑りそうになるフロントを立て直す緊張感に胸が高鳴る。だがやはり、集中しきれない気持ちに見切りを付けて、優樹は一旦バイクを停めた。
バイクを停めても、エンジンは切るなと緒永に言われている。エンジン音がすれば熊や動物が近付かないからだ。
(あれはいったい何だったんだ?)
昨日は緒永や友人達が止めるのも気かずに、我が儘を通してバイクで山中に入った。麓から奥に進むにつれ霧が濃くなり、見通しの悪さにヤバイかな、と、思い始めた頃。
何かが林の中を疾走する気配を感じた。右に、左に、後ろに。しかしその姿は見えない。車やバイクではない、獣の気配だ。
恐怖心は無かった。かえって、追い越せるものなら追い越してみろ、と、闘争心が沸きあがった。緒永に指示された場所でバイクを停めたとき、その気配もまた、近くにあると解った。正体を見極めたい、そう思い辺りを捜してみたのだが……。
遼に腕を掴まれて我に返るまで、自分が何をしようとしていたのか正直覚えていない。闘おうとしていたのだろうか? 追い払おうとしただけなのか? 遼を守ろうとしたのだろうか?
殺意はおろか、敵意さえ感じなかった。だから遼も自分を止めたのだ。あの獣は、自分を知っている気がした。だが優樹にはそれが何故なのか解らない。厭な、感じだった。もう二度と、あの獣には会いたくない。
「ちぇっ、つまんねぇこと考えちまったな、らしくねぇや。」
アクセルを開けてリアを取り回し、もと来た方向にバイクを向ける。一つ息を吸い込んで、クラッチを繋げようとしたとき、脳裏を何かが駆け抜けた。いましがたまで感じていた、漠然とした不安ではない。戦慄、だった。
優樹はアクセルを全開にすると、ギャップを飛び越え、帰路を急いだ。一刻も早く、戻らなくてはならない。
助けを求める声が、確かに聞こえたからだった。
『美月荘』に戻った優樹は、バイクのスタンドを立てる事さえもどかしく本棟に駆け込んだ。昼時を少し前にして、誰かが居ると思ってのことだ。
食堂で所在なさそうに雑誌を読んでいた遥斗が、直ぐに優樹の姿に気が付き立ち上がった。
「優樹先パイ! ひどいじゃないですか、俺と……。」
「遼は何処だ。」
今までにないその声音に、遥斗はびくり、と、身を縮めた。
「秋本先輩なら、今朝スケッチに行くって湖に降りていきました。」
「湖の何処だ!」
「んなこと、わかんないですよ。俺はずっと此処にいたんですから……。」
「なあに、どうしたの?」
食堂のやり取りに気付いた美月が厨房から顔を出した。
「優樹先パイが、秋本先輩を知らないかって……。」
今にも掴み掛からんとする優樹に、遥斗はすっかり萎縮して、半べそをかいている。
「秋本…遼君なら、裏手の坂を下りたところでスケッチしていたわよ。まだ其処にいるかどうかは解らないけど……。」
聞くなり優樹は表に走り出る、慌てて遥斗はその後を追った。
「先パイ! 俺も行きます!」
只ならぬ様子が、遥斗を追い立てた。
裏手の坂道を滑るように駆け下りた。急がなくてはならない、気が急き、重なり合うように道から突きだした枝が覆う物のない頬や首、腕を掠り血が流れるのも気付かない。
藪が開け湖面が目に入った途端、優樹はすぐに岩の影に俯せに倒れている遼を見つけた。血の気のないその顔を見て、一瞬心臓が止まる。が、気を取り直して駆け寄ると、首に手を当て脈を診た。動いている。
ほっ、として、襟元に付いた吐瀉物に気が付いた優樹は、遼の後ろに回り込んで右手で拳を作ると、みぞおちに当てた。その手首を左手で掴み、圧迫するように脇を引き絞って押し上げる。
「ぐっ、ふっ!」
喉に残った異物を吐きだし、遼が激しく咳き込んだ。その身体を横たえ、シャツのボタンを外して気道が確保される姿勢を保ち、優樹は後から来て呆然と立ちつくしている遥斗に向き直った。
「誰か二・三人呼んでこい、こいつを運ぶ。」
「えっ? 誰かって……。」
「誰でもいい、早くいけっ!」
「うわっ、はっ、はいっ!」
大慌てで坂を登る遥斗を確認し、優樹は自分のジャケットのポケットに、ハンカチを捜した。が、普段から持ち歩かない物が在ろうはずもない。
小さく舌打ちして、ジャケットとその下に着ていたTシャツを脱ぐ。湖の水でシャツを濡らし顔をぬぐうと、冷たい感触に遼が薄目を開けた。
「優…樹? 何で君が……。」
「黙ってろ、上に運んでから何があったか聞いてやる。」
「うん……。」
安心したように、再び遼は目を閉じた。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆『起』の部分で一番書きたかったシーンが書けて嬉しいな。優樹君、何が在ろうと遼君のためにすっ飛んできます。(笑
◆実は悩んでいました。BLだけにはするまいと決めて書き始めたはずが、何だかそんな感じ?になってきて……。このままで良いかなぁ、でもなぁ……。困ったときの人頼み「けま」さんに電話。
「このままで良いよ、BL?何処が??はっはっは!」
え、そうなの?こんなのBLの内に入らないと一笑されました。よかった。
今後の展開に必要になる「キーワード」も貰って、やる気が満々になったよ。ありがとう!!
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
▽バレンタイン番外編・こちらに移動しました
▽時間帯により繋がりにくくなっていましたが、サーバー側で解決してくれたようです。
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
★キリ番プレゼント「神崎君の受難・アフターバレンタイン」掲載しました。
http://open.sesames.jp/youkazato/
★ご意見ご感想はこちらへどうぞ!(裏設定・ぼやきありです。遊びに来てね!)
[叢雲掲示板]
http://www.ad-office.ne.jp/cgi-bin/bbs/ad1.cgi?8429maki
コメントをみる |

自分を詐称する事が俺への裏切りと何故気付かない
2004年2月27日 ◆普段の出来事★平和主義(自称)の「かざと」もたまには毒づく事もありますが、今まで別のレンタル日記でやってた事がこちらに移行するように(笑
さ○さ○日記、やめようかな?
★昨日たまたま「牡丹と薔薇」を見てしまった。初めて見たし、途中からだったのに、ある程度の今までの経緯とこれから予想できる展開がほとんど解ってしまった。
ある意味、すごい脚本家だな。
繰り返しすり込まれる設定、見逃しても繋がるであろう展開を台詞に込めて繋げる手法。次回を見たくなる引き。
昼メロ、恐るべし。多分見ない、誰かから最後だけ聞けば十分だな。
★この時期、学校や幼稚園では「お別れ会」・「卒業式」に向けて普段の授業と別のカリキュラムになる。
完璧主義の娘はそれがストレスになるらしく、最近ヒステリー気味だ。テキトーにやればいい、とは親として言えないのだが。
下の子の「お別れ会」に行ってきた。始まるまでの時間を見ようと、携帯を開いた時。
「あ、スマートブレイン!」
隣のママが、叫んだ。ちょっと可愛い、以前から狙っていた(?)若い奥さん。いそいそと自分の待ち受けを見せてくれました。あらら、「555」だわ。
ひとしきり「巧みが好き」「終わり方が納得できなくてホームページにクレーム書いた」「DVDを全部買っている」「パラダイスロストの完璧版を買う」などとお話ししてくれました。奥さん曰く、「息子が観てるうちに嵌ったのよ、クウガ、アギト、龍騎ではそれほど嵌らなかったのに」
年少さんは3歳です。クウガから観ていたと言う事は、奥さん、息子関係ないのでは?乳児に「ライダー」は観せないでしょう。
どこにいるか解らない同類でした(笑
★思いついたフレーズをタイトルにするのも良いかな……。
「叢雲」を書いていて、オトメな展開に一人で喜んでいますが(汗
いっそBLにしちまえ、という内面の声を抑えつけ、また遼君を悩ませてます。
親友は、恋人と同じです。
悩みを相談したり、一緒に遊んだり、助けあったり。でも、肝心な部分で、嫌われないように嘘をついたり、迷惑かけたくなくて打ち明けられなかったり。
迷惑掛けたくない気持ち。迷惑掛けられてもいい、信頼して欲しい気持ち。
恋愛と同じですな。
愛し合う信頼し合う二人をいじめるのが楽しいこのごろです。
でもそろそろ明るいテンポの話が書きたいので、遥斗と宙の話を平行して書くか、倉持と藤堂の学園探偵物を書くかしたいな。
暗いよ、遼君(大笑い
★「叢雲」は「起」の部分クライマックス。あと二回くらいでVOL2でまとめられそうです。
さ○さ○日記、やめようかな?
★昨日たまたま「牡丹と薔薇」を見てしまった。初めて見たし、途中からだったのに、ある程度の今までの経緯とこれから予想できる展開がほとんど解ってしまった。
ある意味、すごい脚本家だな。
繰り返しすり込まれる設定、見逃しても繋がるであろう展開を台詞に込めて繋げる手法。次回を見たくなる引き。
昼メロ、恐るべし。多分見ない、誰かから最後だけ聞けば十分だな。
★この時期、学校や幼稚園では「お別れ会」・「卒業式」に向けて普段の授業と別のカリキュラムになる。
完璧主義の娘はそれがストレスになるらしく、最近ヒステリー気味だ。テキトーにやればいい、とは親として言えないのだが。
下の子の「お別れ会」に行ってきた。始まるまでの時間を見ようと、携帯を開いた時。
「あ、スマートブレイン!」
隣のママが、叫んだ。ちょっと可愛い、以前から狙っていた(?)若い奥さん。いそいそと自分の待ち受けを見せてくれました。あらら、「555」だわ。
ひとしきり「巧みが好き」「終わり方が納得できなくてホームページにクレーム書いた」「DVDを全部買っている」「パラダイスロストの完璧版を買う」などとお話ししてくれました。奥さん曰く、「息子が観てるうちに嵌ったのよ、クウガ、アギト、龍騎ではそれほど嵌らなかったのに」
年少さんは3歳です。クウガから観ていたと言う事は、奥さん、息子関係ないのでは?乳児に「ライダー」は観せないでしょう。
どこにいるか解らない同類でした(笑
★思いついたフレーズをタイトルにするのも良いかな……。
「叢雲」を書いていて、オトメな展開に一人で喜んでいますが(汗
いっそBLにしちまえ、という内面の声を抑えつけ、また遼君を悩ませてます。
親友は、恋人と同じです。
悩みを相談したり、一緒に遊んだり、助けあったり。でも、肝心な部分で、嫌われないように嘘をついたり、迷惑かけたくなくて打ち明けられなかったり。
迷惑掛けたくない気持ち。迷惑掛けられてもいい、信頼して欲しい気持ち。
恋愛と同じですな。
でもそろそろ明るいテンポの話が書きたいので、遥斗と宙の話を平行して書くか、倉持と藤堂の学園探偵物を書くかしたいな。
暗いよ、遼君(大笑い
★「叢雲」は「起」の部分クライマックス。あと二回くらいでVOL2でまとめられそうです。
己を焼き尽くすのはまだ早い、おまえの言葉があるならば
2004年2月26日 ◆普段の出来事腹に滞留した鉛が自らの熱で溶け出し、臓腑を焼き尽くし外へと崩れ出す前に。
踏みとどまりました。
何とかまた、川を渡らずに済んだようです。
離れたところから気遣ってくれた友人に、愛と感謝を。
そしてこの憎悪と怨念は、小説のネタとしてファイルの奥に仕舞い込む事にしましょう。
踏みとどまりました。
何とかまた、川を渡らずに済んだようです。
離れたところから気遣ってくれた友人に、愛と感謝を。
そしてこの憎悪と怨念は、小説のネタとしてファイルの奥に仕舞い込む事にしましょう。
コメントをみる |

駆り立てられた憎悪の衝動
2004年2月25日 ◆普段の出来事出口がない。
重い鉛の塊が腹に沈んでいく。
ちりちりと臓腑を焼く。
デリートしてやる。
手段は選ばない。
……文字にしたら少し気が済んだ。
冷静にならなくては。
重い鉛の塊が腹に沈んでいく。
ちりちりと臓腑を焼く。
デリートしてやる。
手段は選ばない。
……文字にしたら少し気が済んだ。
冷静にならなくては。
コメントをみる |

【私立叢雲学園怪奇譚・第二部〔本章〕13】
2004年2月25日 【小説】私立叢雲学園怪奇譚<本文>
:::::::::::::::::::::::::::::
小さな嘘だった。しかし見た事を、そのまま話しても信じて貰えるわけがない。
「戦国の昔、京の都に夜な夜な現れては人を喰らう『魄王丸』と言う獣がいて、それを退治するために一人の若武者が山城の山中に向かったそうよ。ところが無惨にも、喰い殺されてしまった。若武者には将来を誓った姫君がいて、嘆き悲しんだ姫君は我が身も喰われんと獣の元に参じたが、そのあまりの美しさに獣は心を奪われ共に暮らしてくれと姫に願った。姫は二度と人を喰らわないことを約束させて獣と暮らすことを承知し、都の人に知られるのを避けて遠いこの地で獣と暮らした……。そんな謂われが残っているわ。」
「恋人を殺した獣と、その姫は暮らしたんですか?」
「伝説ではそうね。でも、機会が在れば寝首を掻くつもりだったのかも知れない。女は恨みを晴らすためなら何年でも待てるのよ。」
言葉を失った遼に、美月はいたずらっぽく笑った。
「高校生に、女は怖いと教えるなんてひどいオバサンね。」
「そっ、そんなことありません! 美月さん、綺麗だし、歳だって僕等とそれほど離れてないし……。」
ああ、と、美月は微笑んだ。
「優樹君…と言ったかしら。あの子に聞いたのね?」
「……はい。」
「単刀直入に歳を聞いてくるなんて、随分はっきりした子で楽しいわ。そう言えば、あなたのお名前をまだ伺っていなかったかしら?」
「秋本遼、です。」
「遼君、と呼んでもいい?」
「えっ、あ、はい。」
「それじゃあ遼君、私はもう行かなくちゃ。いい絵が描けると良いわね。」
立ち去りかけて、ふと、美月は足を止めた。
「そうね、湖面を渡る霧は確かに獣の姿に見えるかも知れない。でもあの島にはもう一つ、伝説があるの。」
「もう一つの伝説?」
「私より父さんの方が詳しいから、興味があったら聞いてみてね。あの島の別名に関する伝説よ、『秋月島』は……。」
足下の小枝を手に取り砂地に字を書こうとしたのを見て、遼はスケッチブックと鉛筆を手渡した。白いスケッチブックに別名を書き記し、遼と目線を合わせたその瞳に一瞬、影が揺らめく。それがなんだったのか、考える間も与えず踵を返した美月は、ブナ林の向こうに姿を消した。暫く空白になった思考が戻り、手にしたスケッチブックに目を落とすと、そこには……。
(『蜻蛉鬼島』?)
『蜻蛉(あきず)』がトンボの古名だと、遼は知っていた。しかしその下に付いた『鬼』の文字。いったいどんな意味があるのだろうか? この別名と白い獣の関わりがどうしても繋がらない。
悩んでも仕方のないことだ、と、諦めてスケッチブックに向かう。しかし気が付けば、ぼんやりと中島を見つめているばかりで、一向に絵は進まなかった。
腕時計を見れば、昼時に近い。昼食の後で緒永さんに『蜻蛉鬼島』の伝説について聞いてみようと、遼はスケッチブックを閉じ立ち上がった。
その瞬間、背筋にざわざわとした悪寒が這い上がった。全身の体毛が総毛立ち、ぴりぴりとした頭痛に襲われる。
(厭……だ! もう見たくない!)
遼は次に訪れるであろう、戦慄の映像を恐れ身を固くした。無駄と知りながらも、顔を覆い目をきつく閉じる。口の中に砂が入ったようなざらざらとした感触。嘔吐感が込み上げ、息が詰まる。そして、目の前に現れたものは……。
鮮やかに朱く染まった湖だった。血の色、と言うにはあまりにも美しくキラキラと煌めき、細波立ちが黄金色の波線を描いている。だが澄んだ朱い水の下には、まるでタールを流したような黒い固まりが蠢きあい、ざわりざわりと波打ち際に這い上がろうとしている。よく見れば、それはとても小さな蟲だった。幾節にも別れた長い身体をくねらせ、鋭い顎を持つ鎌首を持ち上げ近付いてくる。足下から這い上がり、着衣の下に潜り込み、皮膚を喰い破る。
(現実……じゃない!)
心で叫ぶ、が、刺すような痛みと身体中を這い回る蟲の、うぞうぞとした感覚がリアルに脳を刺激する。生臭い異臭が鼻をつき、抑えていた吐き気が堪えきれなくなって、込み上げたものを外に吐き出した。
湖底にあるタール状の塊から、白い物が浮かび上がってくる。細く、白い、枝のようなそれは……人骨に相違無かった。
(やめろっ!)
声に出して叫んだ、つもりだった。誰に向かって言ったのか、解らない。遠のく意識の中で、遼は助けを求めた。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆今回少しホラーっぽい展開になりました。書きながら自分で気持ち悪いのですが(笑
遼君はもっと大変です、可愛そうに。
◆高校生を書くより神崎くんを書く方がしっくり来ると言われましたが、そりゃあ、年齢が神崎くん(の、お兄さん)に近いわけですから当たり前だわな。
高校生が主人公のお姉様向け萌え小説と思って頂ければ……いや、そうじゃないんですが。(苦笑
◆高校生で読んでる人がいたら是非感想が欲しいです。娘の合気道・道場に通う中学生が読みたいというのですが、どうでしょう?ヤバイシーンはないから平気かな?でもお母様と気まずくなったら困るし。お母様も娘とコミケ行くくらいだから平気か?うーむ。
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽現在サーバー落ちしているようです。連絡無いので回復時期は不明。困っちゃうなー(>_
:::::::::::::::::::::::::::::
小さな嘘だった。しかし見た事を、そのまま話しても信じて貰えるわけがない。
「戦国の昔、京の都に夜な夜な現れては人を喰らう『魄王丸』と言う獣がいて、それを退治するために一人の若武者が山城の山中に向かったそうよ。ところが無惨にも、喰い殺されてしまった。若武者には将来を誓った姫君がいて、嘆き悲しんだ姫君は我が身も喰われんと獣の元に参じたが、そのあまりの美しさに獣は心を奪われ共に暮らしてくれと姫に願った。姫は二度と人を喰らわないことを約束させて獣と暮らすことを承知し、都の人に知られるのを避けて遠いこの地で獣と暮らした……。そんな謂われが残っているわ。」
「恋人を殺した獣と、その姫は暮らしたんですか?」
「伝説ではそうね。でも、機会が在れば寝首を掻くつもりだったのかも知れない。女は恨みを晴らすためなら何年でも待てるのよ。」
言葉を失った遼に、美月はいたずらっぽく笑った。
「高校生に、女は怖いと教えるなんてひどいオバサンね。」
「そっ、そんなことありません! 美月さん、綺麗だし、歳だって僕等とそれほど離れてないし……。」
ああ、と、美月は微笑んだ。
「優樹君…と言ったかしら。あの子に聞いたのね?」
「……はい。」
「単刀直入に歳を聞いてくるなんて、随分はっきりした子で楽しいわ。そう言えば、あなたのお名前をまだ伺っていなかったかしら?」
「秋本遼、です。」
「遼君、と呼んでもいい?」
「えっ、あ、はい。」
「それじゃあ遼君、私はもう行かなくちゃ。いい絵が描けると良いわね。」
立ち去りかけて、ふと、美月は足を止めた。
「そうね、湖面を渡る霧は確かに獣の姿に見えるかも知れない。でもあの島にはもう一つ、伝説があるの。」
「もう一つの伝説?」
「私より父さんの方が詳しいから、興味があったら聞いてみてね。あの島の別名に関する伝説よ、『秋月島』は……。」
足下の小枝を手に取り砂地に字を書こうとしたのを見て、遼はスケッチブックと鉛筆を手渡した。白いスケッチブックに別名を書き記し、遼と目線を合わせたその瞳に一瞬、影が揺らめく。それがなんだったのか、考える間も与えず踵を返した美月は、ブナ林の向こうに姿を消した。暫く空白になった思考が戻り、手にしたスケッチブックに目を落とすと、そこには……。
(『蜻蛉鬼島』?)
『蜻蛉(あきず)』がトンボの古名だと、遼は知っていた。しかしその下に付いた『鬼』の文字。いったいどんな意味があるのだろうか? この別名と白い獣の関わりがどうしても繋がらない。
悩んでも仕方のないことだ、と、諦めてスケッチブックに向かう。しかし気が付けば、ぼんやりと中島を見つめているばかりで、一向に絵は進まなかった。
腕時計を見れば、昼時に近い。昼食の後で緒永さんに『蜻蛉鬼島』の伝説について聞いてみようと、遼はスケッチブックを閉じ立ち上がった。
その瞬間、背筋にざわざわとした悪寒が這い上がった。全身の体毛が総毛立ち、ぴりぴりとした頭痛に襲われる。
(厭……だ! もう見たくない!)
遼は次に訪れるであろう、戦慄の映像を恐れ身を固くした。無駄と知りながらも、顔を覆い目をきつく閉じる。口の中に砂が入ったようなざらざらとした感触。嘔吐感が込み上げ、息が詰まる。そして、目の前に現れたものは……。
鮮やかに朱く染まった湖だった。血の色、と言うにはあまりにも美しくキラキラと煌めき、細波立ちが黄金色の波線を描いている。だが澄んだ朱い水の下には、まるでタールを流したような黒い固まりが蠢きあい、ざわりざわりと波打ち際に這い上がろうとしている。よく見れば、それはとても小さな蟲だった。幾節にも別れた長い身体をくねらせ、鋭い顎を持つ鎌首を持ち上げ近付いてくる。足下から這い上がり、着衣の下に潜り込み、皮膚を喰い破る。
(現実……じゃない!)
心で叫ぶ、が、刺すような痛みと身体中を這い回る蟲の、うぞうぞとした感覚がリアルに脳を刺激する。生臭い異臭が鼻をつき、抑えていた吐き気が堪えきれなくなって、込み上げたものを外に吐き出した。
湖底にあるタール状の塊から、白い物が浮かび上がってくる。細く、白い、枝のようなそれは……人骨に相違無かった。
(やめろっ!)
声に出して叫んだ、つもりだった。誰に向かって言ったのか、解らない。遠のく意識の中で、遼は助けを求めた。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆今回少しホラーっぽい展開になりました。書きながら自分で気持ち悪いのですが(笑
遼君はもっと大変です、可愛そうに。
◆高校生を書くより神崎くんを書く方がしっくり来ると言われましたが、そりゃあ、年齢が神崎くん(の、お兄さん)に近いわけですから当たり前だわな。
高校生が主人公のお姉様向け萌え小説と思って頂ければ……いや、そうじゃないんですが。(苦笑
◆高校生で読んでる人がいたら是非感想が欲しいです。娘の合気道・道場に通う中学生が読みたいというのですが、どうでしょう?ヤバイシーンはないから平気かな?でもお母様と気まずくなったら困るし。お母様も娘とコミケ行くくらいだから平気か?うーむ。
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽現在サーバー落ちしているようです。連絡無いので回復時期は不明。困っちゃうなー(>_
コメントをみる |

【私立叢雲学園怪奇譚・第二部〔本章〕12】
2004年2月24日 【小説】私立叢雲学園怪奇譚<本文>
:::::::::::::::::::::::::::::
「あなたは島に渡らなかったの?」
背後からかけられた女性の声に、心臓が止まるほど驚いて振り向くと、そこには美月が微笑みながら立っていた。
「えっ? ああ、はい。僕は湖のスケッチをしたかったから……。」
「そう? 素敵な絵を描くのね。」
まだ真っ白なスケッチブックに目を落として、遼は顔を赤らめる。
「……考え事をしてたんです。」
「冗談よ、私のお気に入りの場所を盗られたから、ちょっと意地悪言ってみただけ。」
「あ、すみません!」
慌てて腰を上げた遼を、待って、という仕草で美月が止めた。
「いいの、私は直ぐにお昼の支度に行かなきゃいけないから今は少し息抜きに来ただけ。ここ、良い場所でしょう? 私もトールの下絵を描いたり考え事したり、何時間も過ごすことがあるわ。」
「部屋に掛かっていたトールペイント、美月さんが描いたんですか?」
興味深そうに遼が尋ねると、美月は少しはにかんだように笑った。
「ええ、そうよ。」
壁に掛けられた数点のトールペイント。キヌガサソウ、タテヤマリンドウ、キバナノコマノツメ、ミズバショウ、キクザキイチゲ、そしてノイバラ。
「僕等の部屋にあった、ノイバラの絵がとても素敵でした。」
黒く塗られたバックに、白く可憐な野のバラ。思い出せば美月のイメージと、どこか重なって見える。
「ありがとう、嬉しいわ。高原の植物に詳しいの?」
「いえ、ここに来る前に少し勉強しただけです。絵の題材にするのに、名前も知らないんじゃ仕方ないから。付け焼き刃ですけど……。」
昨夜はそれほど言葉を交わすことがなかったが、こうして二人きりで向き合うと、少し緊張する。美人と言うよりも、蜻蛉のような儚さが魅力的な女性だった。電灯の下で見たときよりも、白く透けるような肌、薄い色の唇。日本的な面立ちと、すんなり長い襟足は、さぞや和服が似合うことだろう。
「勉強熱心なのね、私でお役に立てることがあったら何でも聞いて下さいな。絵も、見せていただけたら嬉しいわ。」
「はい、喜んで。」
返事の声が少しうわずってしまい、遼の顔に血が上る。その様子に気付いて少し微笑み、邪魔をしては悪いと思ったのか、
「じゃあ、ごゆっくり。良い絵が描けるといいわね。」
そう言って美月は立ち去ろうとした。
「あっ、あのっ!」
が、呼び止められて意想外な表情で振り向く。
「何かしら?」
聞き返されて、遼は言葉に詰まった。自分は何が聞きたいのだろう? 聞いても無駄なことだと解っている。それでも聞かずにはいられなかった。
「あの島には……、何があるんですか?」
「『秋月島』のこと?」
美月は美しく弧を描いた眉を僅かにひそめた。
「小さな鳥居と祠、それだけよ。以前は年に何回か、近くの村の宮司さんが来て荒らされていないか管理していたようだけど、その方が亡くなってしまってからは誰も行かないわね。父が役場に頼まれたときだけ様子を見に行っているわ。」
「動物は、いないんですか?」
馬鹿な質問だと、口に出した後から遼は気が付いた。案の定、美月は困惑の笑みで答える。
「とても小さな島だし、岩場だからウサギも居ないと思うわ。渡り鳥ならいるかも知れないけど。」
「そうですか……。」
体裁悪そうに俯いた遼を気の毒に思ったのか、美月は水際に歩み寄り島を指さした。
「あの島には、山城から落ち延びた姫君が一匹の獣と住んでいたという伝説があるのよ。」
えっ、と、遼は顔を上げる。
「白い、獣ですか?」
「白い獣? ええ、その通りよ。黄金の鬣を持つ白い獣だと言い伝えられているわ、何故知っているの?」
「昨日の夕方、湖畔のパーキングで島を見たとき湖面を渡る霧が生き物のように見えたんです。まるで白い獣のように見えました。」
小さな嘘だった。しかし見た事を、そのまま話しても信じて貰えるわけがない。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆ホームページを立ち上げて一月たちました。お陰様で500ヒットも超えて、読んで下さる方も増え、嬉しい限り。
何より嬉しいのが感想をいただいたときです。主人公よりサブキャラに意見しやすいのかな?相変わらずアキラ君人気です(笑
遼君は、また別の視点で悩んでます。気の毒なお悩みキャラですね、がんばって下さい(無責任・爆)
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
▽バレンタイン番外編・こちらに移動しました
▽時間帯により繋がりにくくなっていますが、現在サーバー側で調整中との事です。ご不便おかけしています。
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
★キリ番プレゼント「神崎君の受難・アフターバレンタイン」掲載しました。
http://open.sesames.jp/youkazato/
★ご意見ご感想はこちらへどうぞ!
(裏設定・ぼやきありです。遊びに来てね!)
[叢雲掲示板]
http://www.ad-office.ne.jp/cgi-bin/bbs/ad1.cgi?8429maki
:::::::::::::::::::::::::::::
「あなたは島に渡らなかったの?」
背後からかけられた女性の声に、心臓が止まるほど驚いて振り向くと、そこには美月が微笑みながら立っていた。
「えっ? ああ、はい。僕は湖のスケッチをしたかったから……。」
「そう? 素敵な絵を描くのね。」
まだ真っ白なスケッチブックに目を落として、遼は顔を赤らめる。
「……考え事をしてたんです。」
「冗談よ、私のお気に入りの場所を盗られたから、ちょっと意地悪言ってみただけ。」
「あ、すみません!」
慌てて腰を上げた遼を、待って、という仕草で美月が止めた。
「いいの、私は直ぐにお昼の支度に行かなきゃいけないから今は少し息抜きに来ただけ。ここ、良い場所でしょう? 私もトールの下絵を描いたり考え事したり、何時間も過ごすことがあるわ。」
「部屋に掛かっていたトールペイント、美月さんが描いたんですか?」
興味深そうに遼が尋ねると、美月は少しはにかんだように笑った。
「ええ、そうよ。」
壁に掛けられた数点のトールペイント。キヌガサソウ、タテヤマリンドウ、キバナノコマノツメ、ミズバショウ、キクザキイチゲ、そしてノイバラ。
「僕等の部屋にあった、ノイバラの絵がとても素敵でした。」
黒く塗られたバックに、白く可憐な野のバラ。思い出せば美月のイメージと、どこか重なって見える。
「ありがとう、嬉しいわ。高原の植物に詳しいの?」
「いえ、ここに来る前に少し勉強しただけです。絵の題材にするのに、名前も知らないんじゃ仕方ないから。付け焼き刃ですけど……。」
昨夜はそれほど言葉を交わすことがなかったが、こうして二人きりで向き合うと、少し緊張する。美人と言うよりも、蜻蛉のような儚さが魅力的な女性だった。電灯の下で見たときよりも、白く透けるような肌、薄い色の唇。日本的な面立ちと、すんなり長い襟足は、さぞや和服が似合うことだろう。
「勉強熱心なのね、私でお役に立てることがあったら何でも聞いて下さいな。絵も、見せていただけたら嬉しいわ。」
「はい、喜んで。」
返事の声が少しうわずってしまい、遼の顔に血が上る。その様子に気付いて少し微笑み、邪魔をしては悪いと思ったのか、
「じゃあ、ごゆっくり。良い絵が描けるといいわね。」
そう言って美月は立ち去ろうとした。
「あっ、あのっ!」
が、呼び止められて意想外な表情で振り向く。
「何かしら?」
聞き返されて、遼は言葉に詰まった。自分は何が聞きたいのだろう? 聞いても無駄なことだと解っている。それでも聞かずにはいられなかった。
「あの島には……、何があるんですか?」
「『秋月島』のこと?」
美月は美しく弧を描いた眉を僅かにひそめた。
「小さな鳥居と祠、それだけよ。以前は年に何回か、近くの村の宮司さんが来て荒らされていないか管理していたようだけど、その方が亡くなってしまってからは誰も行かないわね。父が役場に頼まれたときだけ様子を見に行っているわ。」
「動物は、いないんですか?」
馬鹿な質問だと、口に出した後から遼は気が付いた。案の定、美月は困惑の笑みで答える。
「とても小さな島だし、岩場だからウサギも居ないと思うわ。渡り鳥ならいるかも知れないけど。」
「そうですか……。」
体裁悪そうに俯いた遼を気の毒に思ったのか、美月は水際に歩み寄り島を指さした。
「あの島には、山城から落ち延びた姫君が一匹の獣と住んでいたという伝説があるのよ。」
えっ、と、遼は顔を上げる。
「白い、獣ですか?」
「白い獣? ええ、その通りよ。黄金の鬣を持つ白い獣だと言い伝えられているわ、何故知っているの?」
「昨日の夕方、湖畔のパーキングで島を見たとき湖面を渡る霧が生き物のように見えたんです。まるで白い獣のように見えました。」
小さな嘘だった。しかし見た事を、そのまま話しても信じて貰えるわけがない。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆ホームページを立ち上げて一月たちました。お陰様で500ヒットも超えて、読んで下さる方も増え、嬉しい限り。
何より嬉しいのが感想をいただいたときです。主人公よりサブキャラに意見しやすいのかな?相変わらずアキラ君人気です(笑
遼君は、また別の視点で悩んでます。気の毒なお悩みキャラですね、がんばって下さい(無責任・爆)
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
▽バレンタイン番外編・こちらに移動しました
▽時間帯により繋がりにくくなっていますが、現在サーバー側で調整中との事です。ご不便おかけしています。
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
★キリ番プレゼント「神崎君の受難・アフターバレンタイン」掲載しました。
http://open.sesames.jp/youkazato/
★ご意見ご感想はこちらへどうぞ!
(裏設定・ぼやきありです。遊びに来てね!)
[叢雲掲示板]
http://www.ad-office.ne.jp/cgi-bin/bbs/ad1.cgi?8429maki
深雪の里・今は面影も無し
2004年2月23日 ◆普段の出来事★おや、6000HITいきましたね。キリ番申告戴ければ番外書きますのでいつでもどうぞ。(滅多にないから心配してない・笑)
★プロフィール?こんなのあったかしら。試しに書き込んだけど飽きたのでまた後ほど。それよかPingってなに?
★20日の夜に所沢を出て実家のある新潟に帰りました。子供に雪遊びをさせるのが目当てと「雪祭り」があったから。
ところが雪、ありませんでした。
乾ききった路面に、申し訳ないように雪だるまが並んでました。これでは雪国を期待していらした観光客の皆さんも、さぞやがっかりなさったでしょう。
先日、久しぶりにあった友人と昔話をしましたが、我々が中学・高校時代は冗談抜きで
・二階の窓から出入りして、電線をまたいで学校に行った。
・授業短縮して全校生徒で学校の雪下ろしをした。(もちろん鉄筋3階建て)
・大雪で学校が閉鎖した。
・春、体育が出来るようにグランドの雪を捨てにいった。
・雪で体育館の屋根がつぶれた。
・体育館から滑り落ちた雪で生徒が亡くなった。
・クロカンの授業で遭難者が出そうになった。
・国道が通れなくなった。
・トンネル掘って道を渡った。
・屋上から飛び降りた男子生徒が雪に埋まって抜けなくなった。
全部本当です。
今じゃ面影無いですねぇ、地球温暖化をひしひし感じます。
特にクロカンの授業はつらかった。
尾根を渡って、山沿いに20キロ近く雪の中を歩きます。寒いし、前を歩く人を見失うと本気で遭難しそうだし、ウサギはいるし、シカはいるし、杉林の上から落ちた雪に埋まるし。
「天は我々を見放した!」と叫んだ事も数知れず。地で、八甲田山でした。(近くの山は「八海山」ですが・笑)
あの地域では割とレベルの高い進学校で、もとは男子校だったとか。(こないだ初めて知った。)
「健全な肉体に健全な魂が宿る」を実践してたのかな?皮肉にも、そのせいでスキー嫌いになった友人は多いです。
あたしはよい経験だったな、と思ってます。
好きなのかな?モトクロレースでも、泥まみれが気持ちいい。
人間は、もっと野性的な部分を鍛えた方がいいと思う。最近の変な事件を見ると、動物的な衝動に精神が耐えきれてない。野性的な部分を鍛えれば、衝動を抑えられるんじゃないかな?
あたしの持論でしかないけどね。
★「仮面ライダー・ブレード」
みんながオフなんだね。オフでダートも素敵だけど、「アギト」の時みたいに両方欲しいな、やはり。スーツアクターがオンに乗ってる姿はうっとりする。
マシンと一体になってて美しい。
オフは足としての役割が目だって、ライダーとしての魅力が無いな。ライダーのスーパーマシンも見所なのに。
「555」みたく、ロボットになったらやりすぎ。「龍騎」ぐらいがベストです。
★「デカレンジャー」
「ライダー」がオフで不満に思ったら、こちらは白バイ仕様で大満足。乗り物大好きの息子とかじりついていますが、おもちゃが揃うのが早くなりそうな予感が……。
欲しいのはママでしたとさ(^_^)v
★プロフィール?こんなのあったかしら。試しに書き込んだけど飽きたのでまた後ほど。それよかPingってなに?
★20日の夜に所沢を出て実家のある新潟に帰りました。子供に雪遊びをさせるのが目当てと「雪祭り」があったから。
ところが雪、ありませんでした。
乾ききった路面に、申し訳ないように雪だるまが並んでました。これでは雪国を期待していらした観光客の皆さんも、さぞやがっかりなさったでしょう。
先日、久しぶりにあった友人と昔話をしましたが、我々が中学・高校時代は冗談抜きで
・二階の窓から出入りして、電線をまたいで学校に行った。
・授業短縮して全校生徒で学校の雪下ろしをした。(もちろん鉄筋3階建て)
・大雪で学校が閉鎖した。
・春、体育が出来るようにグランドの雪を捨てにいった。
・雪で体育館の屋根がつぶれた。
・体育館から滑り落ちた雪で生徒が亡くなった。
・クロカンの授業で遭難者が出そうになった。
・国道が通れなくなった。
・トンネル掘って道を渡った。
・屋上から飛び降りた男子生徒が雪に埋まって抜けなくなった。
全部本当です。
今じゃ面影無いですねぇ、地球温暖化をひしひし感じます。
特にクロカンの授業はつらかった。
尾根を渡って、山沿いに20キロ近く雪の中を歩きます。寒いし、前を歩く人を見失うと本気で遭難しそうだし、ウサギはいるし、シカはいるし、杉林の上から落ちた雪に埋まるし。
「天は我々を見放した!」と叫んだ事も数知れず。地で、八甲田山でした。(近くの山は「八海山」ですが・笑)
あの地域では割とレベルの高い進学校で、もとは男子校だったとか。(こないだ初めて知った。)
「健全な肉体に健全な魂が宿る」を実践してたのかな?皮肉にも、そのせいでスキー嫌いになった友人は多いです。
あたしはよい経験だったな、と思ってます。
好きなのかな?モトクロレースでも、泥まみれが気持ちいい。
人間は、もっと野性的な部分を鍛えた方がいいと思う。最近の変な事件を見ると、動物的な衝動に精神が耐えきれてない。野性的な部分を鍛えれば、衝動を抑えられるんじゃないかな?
あたしの持論でしかないけどね。
★「仮面ライダー・ブレード」
みんながオフなんだね。オフでダートも素敵だけど、「アギト」の時みたいに両方欲しいな、やはり。スーツアクターがオンに乗ってる姿はうっとりする。
マシンと一体になってて美しい。
オフは足としての役割が目だって、ライダーとしての魅力が無いな。ライダーのスーパーマシンも見所なのに。
「555」みたく、ロボットになったらやりすぎ。「龍騎」ぐらいがベストです。
★「デカレンジャー」
「ライダー」がオフで不満に思ったら、こちらは白バイ仕様で大満足。乗り物大好きの息子とかじりついていますが、おもちゃが揃うのが早くなりそうな予感が……。
欲しいのはママでしたとさ(^_^)v
コメントをみる |

【叢雲・番外】のお知らせ
2004年2月20日 【小説】私立叢雲学園怪奇譚★キリ番を踏んでくれたe_fox様に番外編を書きました。
「神崎君の受難 アフターバレンタイン」 です。
神崎君と、長兄の瑛一さんの、ちょっと大人のお話になっています。神崎ファン必見?(笑)
こんな関係があると良いなって、思っていただけると嬉しいです。
こちらからどうぞ↓
URL http://open.sesames.jp/youkazato/
★バレンタイン番外「遼君と優樹君」はホームに移しました。
まだご覧になっていないかたはこちらにどうぞ↓
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
▽バレンタイン番外移しました
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
「神崎君の受難 アフターバレンタイン」 です。
神崎君と、長兄の瑛一さんの、ちょっと大人のお話になっています。神崎ファン必見?(笑)
こんな関係があると良いなって、思っていただけると嬉しいです。
こちらからどうぞ↓
URL http://open.sesames.jp/youkazato/
★バレンタイン番外「遼君と優樹君」はホームに移しました。
まだご覧になっていないかたはこちらにどうぞ↓
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
▽バレンタイン番外移しました
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
「のりスタ」が好きっ(*^_^*)
2004年2月18日 ◆普段の出来事★「のりものスタジオ」テレビ東京で水曜朝・7時30分にやってます。
もちろんドンファンが目当て、んなわけありません(笑
今日は、警察車両特集だったんですよ!(←この時点で嬉しくて仕方がない)
主に千葉県警が取り上げられていましたが、その中で一押しが海上警備艇!!いやー、格好いいです。すごいです、素敵です!!(ボギャブラリー貧困・涙)
「むらくも・一部」でも千葉県警海上警備艇が出てきますが、本物を見たことありません。テレビで見ただけ。(火サスとか)
おおっ、それ以上に可愛いヤツがいたぞ!
県警の水上バイクです。ちゃんと赤色燈ついてて、パンダカラー!すっごーい可愛い!!乗りたーい!!シャチみたいです、鼻先がキュートです。抱きしめたくなります。エンジンいじらせろ、こら!(←テレビの前で錯乱・息子、唖然)
平常心取り戻して、閑話休題。
自分は中免を持っているので、スノーモービルに乗れます。で、田舎が雪国なので、スキー場で働く高校時代の同級生のコネで、何度か乗りました。あれは取り回しが難しいですよ、慣れないと。三時間ほど乗って、やっと慣れた頃には身体中が筋肉痛で、一週間くらいヒイヒイ言ってました。
念のために言っておきますが、圧雪したコース上ではありません。山の尾根で、乗せられました。雑木林、こわかったー。
「かざと」は乗り物やマシンが大好きです。でもマニアじゃありません(多分・笑)
マニアって、ある意味その分野でのエキスパートでなくちゃいけないでしょう?その点では只のミーハーです。
何にでも興味を持ちます。僅かな知識を総動員して、専門家に質問します。そして必要なポイントだけ頭にファイルします。それもインデックスだけ。
知識が必要になったら、インデックスからどんな本を買えばいいか、誰に聞けばいいかを取り出します。で、必要な資料を集めます。
「むらくも・一部」でも、たったワンシーンのために、何冊も本を買い、釣具屋さんに通い、其処にいたおじさんをとっつかまえて、「済みませーん、友人に釣りに誘われてるんですけど、本当に、素人で恥ずかしい思いをしたくないから釣り竿について教えていただけますか?」と、いけしゃあしゃあと質問します。
下調べって、本当に楽しい。そして出来るだけ解りやすく、出来るだけ本当のことを書こうと思っています。
先日は、湖で倒れた遼君を応急処置する優樹君を書くため、せっせと調べ物。
正確な資料に基づいて、イマジネーションを膨らませる。それが小説だと思っています。だから、実際自殺も人殺しもする必要なんか無い。経験や、周りの人の考え方が、十分な材料を与えてくれる。
要は、どれだけアンテナを張ることが出来るか。情報をどう活かすか。
自分はまだ未熟で、両方とも十分活用できていない。でも、活用したいと思っている。
先日、何十年ぶりかに会った友人達。
しっかり言われてしまったよ。
「○○○の話は、いつも取材なんでしょう?」
やはり侮れない、中学時代の友人は(苦笑)
もちろんドンファンが目当て、んなわけありません(笑
今日は、警察車両特集だったんですよ!(←この時点で嬉しくて仕方がない)
主に千葉県警が取り上げられていましたが、その中で一押しが海上警備艇!!いやー、格好いいです。すごいです、素敵です!!(ボギャブラリー貧困・涙)
「むらくも・一部」でも千葉県警海上警備艇が出てきますが、本物を見たことありません。テレビで見ただけ。(火サスとか)
おおっ、それ以上に可愛いヤツがいたぞ!
県警の水上バイクです。ちゃんと赤色燈ついてて、パンダカラー!すっごーい可愛い!!乗りたーい!!シャチみたいです、鼻先がキュートです。抱きしめたくなります。エンジンいじらせろ、こら!(←テレビの前で錯乱・息子、唖然)
平常心取り戻して、閑話休題。
自分は中免を持っているので、スノーモービルに乗れます。で、田舎が雪国なので、スキー場で働く高校時代の同級生のコネで、何度か乗りました。あれは取り回しが難しいですよ、慣れないと。三時間ほど乗って、やっと慣れた頃には身体中が筋肉痛で、一週間くらいヒイヒイ言ってました。
念のために言っておきますが、圧雪したコース上ではありません。山の尾根で、乗せられました。雑木林、こわかったー。
「かざと」は乗り物やマシンが大好きです。でもマニアじゃありません(多分・笑)
マニアって、ある意味その分野でのエキスパートでなくちゃいけないでしょう?その点では只のミーハーです。
何にでも興味を持ちます。僅かな知識を総動員して、専門家に質問します。そして必要なポイントだけ頭にファイルします。それもインデックスだけ。
知識が必要になったら、インデックスからどんな本を買えばいいか、誰に聞けばいいかを取り出します。で、必要な資料を集めます。
「むらくも・一部」でも、たったワンシーンのために、何冊も本を買い、釣具屋さんに通い、其処にいたおじさんをとっつかまえて、「済みませーん、友人に釣りに誘われてるんですけど、本当に、素人で恥ずかしい思いをしたくないから釣り竿について教えていただけますか?」と、いけしゃあしゃあと質問します。
下調べって、本当に楽しい。そして出来るだけ解りやすく、出来るだけ本当のことを書こうと思っています。
先日は、湖で倒れた遼君を応急処置する優樹君を書くため、せっせと調べ物。
正確な資料に基づいて、イマジネーションを膨らませる。それが小説だと思っています。だから、実際自殺も人殺しもする必要なんか無い。経験や、周りの人の考え方が、十分な材料を与えてくれる。
要は、どれだけアンテナを張ることが出来るか。情報をどう活かすか。
自分はまだ未熟で、両方とも十分活用できていない。でも、活用したいと思っている。
先日、何十年ぶりかに会った友人達。
しっかり言われてしまったよ。
「○○○の話は、いつも取材なんでしょう?」
やはり侮れない、中学時代の友人は(苦笑)
【私立叢雲学園怪奇譚・第二部〔本章〕11】
2004年2月17日 【小説】私立叢雲学園怪奇譚<本文>
:::::::::::::::::::::::::::::
ノートと参考書、筆記用具に辞書。それらをベッドの上に引っ張り出し、旅行鞄の底からA4版のスケッチブックと水彩鉛筆を取り出す。美術部に在籍する遼は、旅行中に絵を描くことを楽しみにしていた。
エメラルド色の湖水をたたえる『秋月湖』、新緑の美しい山並み。涼やかなブナ林、白樺並木。どれをとっても描きたい気持ちを抑えられない。
スケッチブックを小脇に挟んで階段を下りると、リビングにアキラ達の姿はなかった。少し「ほっ」とした気持ちになり、外に出た途端、本棟から走ってくる遥斗の姿が目に入った。
「先パイ、先パイ! 秋本先パーイ!」
その勢いに驚いて、遼は身を引く。
「なんだ、忠見。」
「ひどいっす、優樹先輩。公道でないところならバイクに乗せてくれるって言ったのに、一人で林道を走りに行っちゃったんですよ。」
そう言えば、写真部でそんな話をしていたようだ。遥斗はドングリ眼を抗議するように見開き、口をとがらせている。その姿が小学生時代の優樹と重なり、遼は苦笑した。
「僕に言われても、困るけど……。真崎は?」
「宙はアキラ先輩と轟木先輩が湖にある島に渡るからって、付いていきました。佐野先輩は緒永さんのお父さんに案内してもらって、奥にある滝の写真を撮りに行くそうです。」
どうやら置いてきぼりは遥斗だけのようだ。
「僕はこれからスケッチに行くんだけど、一緒に来るかい?」
少し思案顔になった遥斗は、決まり悪そうに短いくせっ毛の頭を掻くと、
「えっと、俺うるさいし邪魔になると悪いから、プレイルームでゲームしながら待ってます。」
そう言って本棟に戻っていった。
昨夜、車で来た道を降りても湖に出ることが出来るのだが、『美月荘』の裏手にある細い坂道を下れば直接湖畔に降りることが出来ると聞いていた。自然のままの丸太を滑り止めに使った階段を下りて低いクマザサの藪をかき分けていくと、眼前に突然エメラルド色の湖面が目に入る。ひたひたとうち寄せる水は透明で、波打ち際の玉砂利があまりにもはっきりと見えるために、うっかりすると気付かずに水に入ってしまいそうだ。
落ち着いてスケッチできる場所を探して辺りを見回すと、右手の少し広い砂地に手頃な大きさの岩があった。遼はそこを居場所に定めて上が少し平らになった場所に腰を下ろすと、足の来る位置に丁度良い石がある。これならば長く居ても疲れないですみそうだ。ふと気が付けば、岩の周りに下草が少ない。もしや誰かの、お気に入りの場所なのかと思ったとき、湖から低いモーター音が聞こえた。
沖に目を凝らすと、白い波線を描いて小型のモーターボートが中島に向かっている。朝食の席で彪留に誘われ、その時は断ったものの遼も少し『秋月島』と呼ばれる中島に興味があった。湖の周りを散策し、時間があれば島に渡って題材を探すのも悪くない。
(霧の中で見た、白い獣……。)
遼は湖に向かって消えた、あの白い獣が気になっていた。もしや中島からやってきて、また帰っていったのではなかろうか? 一人で林道に行ってしまった優樹のことが気に掛かる。獣は優樹に関わりがあるのか?
優樹を取り巻く、目に見えない力を遼は感じることが出来た。風を読み、水の流れを読み、空を読む、野性的な勘の鋭さ。強靱な意志と決意を持ちながら、脆く危うく、そして優しい。その全てが優樹だと受け入れながら、どこかに何か、知られざる一面がある気がする。
先の事件で、遼は気付いてしまった。自分のヴィジョンを見る能力、今までどれだけ苦しんだか知れないこの力が、実は親友である優樹によってもたらされているのだと。だがそれは、逃れられない必然性があってのことなのだろう。
遼は、待つつもりだった。優樹が自分で壁を取り払った時に、目に見えない力が、なぜ自分に影響を与えているのか解る気がするからだ。ずっと先かも知れない、わからないままかもしれない、もしや意外に近い日かもしれない、その日が来る時を……。
「あなたは島に渡らなかったの?」
ぼんやりと考え込んでいた遼は、背後からかけられた女性の声に心臓が止まるほど驚いた。振り向くとそこには、美月が微笑みながら立っている。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆遥斗君、どんな子か解ってきましたか?ちょっと子供っぽくしてみたよ(笑
宙(そら)君はこれから性格がハッキリ出る場面を用意してあります。遥斗と宙のコンビは、優樹と遼のコンビとはかなり性格が違います。
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
▽バレンタイン番外編・20日まで
http://open.sesames.jp/youkazato/
★ご意見ご感想はこちらへどうぞ!
(裏設定・ぼやきありです。遊びに来てね!)
[叢雲掲示板]
http://www.ad-office.ne.jp/cgi-bin/bbs/ad1.cgi?8429maki
:::::::::::::::::::::::::::::
ノートと参考書、筆記用具に辞書。それらをベッドの上に引っ張り出し、旅行鞄の底からA4版のスケッチブックと水彩鉛筆を取り出す。美術部に在籍する遼は、旅行中に絵を描くことを楽しみにしていた。
エメラルド色の湖水をたたえる『秋月湖』、新緑の美しい山並み。涼やかなブナ林、白樺並木。どれをとっても描きたい気持ちを抑えられない。
スケッチブックを小脇に挟んで階段を下りると、リビングにアキラ達の姿はなかった。少し「ほっ」とした気持ちになり、外に出た途端、本棟から走ってくる遥斗の姿が目に入った。
「先パイ、先パイ! 秋本先パーイ!」
その勢いに驚いて、遼は身を引く。
「なんだ、忠見。」
「ひどいっす、優樹先輩。公道でないところならバイクに乗せてくれるって言ったのに、一人で林道を走りに行っちゃったんですよ。」
そう言えば、写真部でそんな話をしていたようだ。遥斗はドングリ眼を抗議するように見開き、口をとがらせている。その姿が小学生時代の優樹と重なり、遼は苦笑した。
「僕に言われても、困るけど……。真崎は?」
「宙はアキラ先輩と轟木先輩が湖にある島に渡るからって、付いていきました。佐野先輩は緒永さんのお父さんに案内してもらって、奥にある滝の写真を撮りに行くそうです。」
どうやら置いてきぼりは遥斗だけのようだ。
「僕はこれからスケッチに行くんだけど、一緒に来るかい?」
少し思案顔になった遥斗は、決まり悪そうに短いくせっ毛の頭を掻くと、
「えっと、俺うるさいし邪魔になると悪いから、プレイルームでゲームしながら待ってます。」
そう言って本棟に戻っていった。
昨夜、車で来た道を降りても湖に出ることが出来るのだが、『美月荘』の裏手にある細い坂道を下れば直接湖畔に降りることが出来ると聞いていた。自然のままの丸太を滑り止めに使った階段を下りて低いクマザサの藪をかき分けていくと、眼前に突然エメラルド色の湖面が目に入る。ひたひたとうち寄せる水は透明で、波打ち際の玉砂利があまりにもはっきりと見えるために、うっかりすると気付かずに水に入ってしまいそうだ。
落ち着いてスケッチできる場所を探して辺りを見回すと、右手の少し広い砂地に手頃な大きさの岩があった。遼はそこを居場所に定めて上が少し平らになった場所に腰を下ろすと、足の来る位置に丁度良い石がある。これならば長く居ても疲れないですみそうだ。ふと気が付けば、岩の周りに下草が少ない。もしや誰かの、お気に入りの場所なのかと思ったとき、湖から低いモーター音が聞こえた。
沖に目を凝らすと、白い波線を描いて小型のモーターボートが中島に向かっている。朝食の席で彪留に誘われ、その時は断ったものの遼も少し『秋月島』と呼ばれる中島に興味があった。湖の周りを散策し、時間があれば島に渡って題材を探すのも悪くない。
(霧の中で見た、白い獣……。)
遼は湖に向かって消えた、あの白い獣が気になっていた。もしや中島からやってきて、また帰っていったのではなかろうか? 一人で林道に行ってしまった優樹のことが気に掛かる。獣は優樹に関わりがあるのか?
優樹を取り巻く、目に見えない力を遼は感じることが出来た。風を読み、水の流れを読み、空を読む、野性的な勘の鋭さ。強靱な意志と決意を持ちながら、脆く危うく、そして優しい。その全てが優樹だと受け入れながら、どこかに何か、知られざる一面がある気がする。
先の事件で、遼は気付いてしまった。自分のヴィジョンを見る能力、今までどれだけ苦しんだか知れないこの力が、実は親友である優樹によってもたらされているのだと。だがそれは、逃れられない必然性があってのことなのだろう。
遼は、待つつもりだった。優樹が自分で壁を取り払った時に、目に見えない力が、なぜ自分に影響を与えているのか解る気がするからだ。ずっと先かも知れない、わからないままかもしれない、もしや意外に近い日かもしれない、その日が来る時を……。
「あなたは島に渡らなかったの?」
ぼんやりと考え込んでいた遼は、背後からかけられた女性の声に心臓が止まるほど驚いた。振り向くとそこには、美月が微笑みながら立っている。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆遥斗君、どんな子か解ってきましたか?ちょっと子供っぽくしてみたよ(笑
宙(そら)君はこれから性格がハッキリ出る場面を用意してあります。遥斗と宙のコンビは、優樹と遼のコンビとはかなり性格が違います。
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
▽バレンタイン番外編・20日まで
http://open.sesames.jp/youkazato/
★ご意見ご感想はこちらへどうぞ!
(裏設定・ぼやきありです。遊びに来てね!)
[叢雲掲示板]
http://www.ad-office.ne.jp/cgi-bin/bbs/ad1.cgi?8429maki
コメントをみる |

一太郎がバージョンアップした!!
2004年2月16日 ◆普段の出来事今まで「一太郎10」だったのですが、バレンタインケーキのお礼で旦那が「一太郎2004」にしてくれました。
すごーい!嬉しい!!
あーんな事やこーんな事ができるのね。
ん?でも自分が小説書く分には大して必要ないかも。……でも取り敢えず、嬉しかったと言うことで(笑
大体プレゼントでもらって、あたしが嬉しかった物と言えば。
・「Fー86・ブルーインパルス限定バージョン32分の1スケール」
・YSー11エンジンタービン・クラックが入って廃棄になった物の破片
・崩壊したベルリンの壁の一部
・マッカラン18年
・ストラスアイラ12年
……そんなもんか?
色気無いな、まあいいや。光り物に興味がないんですよ。
娘は今から宝石とか大好きですが、同じ光り物なら黒光りする鋼や銃身にうっとりします。(←変人)
すごーい!嬉しい!!
あーんな事やこーんな事ができるのね。
ん?でも自分が小説書く分には大して必要ないかも。……でも取り敢えず、嬉しかったと言うことで(笑
大体プレゼントでもらって、あたしが嬉しかった物と言えば。
・「Fー86・ブルーインパルス限定バージョン32分の1スケール」
・YSー11エンジンタービン・クラックが入って廃棄になった物の破片
・崩壊したベルリンの壁の一部
・マッカラン18年
・ストラスアイラ12年
……そんなもんか?
色気無いな、まあいいや。光り物に興味がないんですよ。
娘は今から宝石とか大好きですが、同じ光り物なら黒光りする鋼や銃身にうっとりします。(←変人)
「デカレンジャー」を観た!(^^)!
2004年2月15日 ◆普段の出来事★「デカレンジャー」
レッドの二丁拳銃、あれは「リベリオン」観た人なら「ガン・カタ」のパクリだと突っ込んでいることでしょう(笑
エンディング、佐々木だし、みんなダンスが上手です。女の子のアクションも、「グランセイザー」に比べて際だってました。もしや「戦隊物」のオーディション、ハードルが高いのかも知れません。
そしてやはり、「かざと」のツボは、「グリーン」です(爆笑
来週から楽しみが増えました!!
レッドの二丁拳銃、あれは「リベリオン」観た人なら「ガン・カタ」のパクリだと突っ込んでいることでしょう(笑
エンディング、佐々木だし、みんなダンスが上手です。女の子のアクションも、「グランセイザー」に比べて際だってました。もしや「戦隊物」のオーディション、ハードルが高いのかも知れません。
そしてやはり、「かざと」のツボは、「グリーン」です(爆笑
来週から楽しみが増えました!!
「ぴちぴちピッチ」と「ロックマン」
2004年2月14日 ◆普段の出来事★「ぴちぴちピッチ」
毎週外せませんね(笑
「るちあ」ちゃん、健気です。乙女です。一途です。女の子の恋と運命がテーマになると、テレビの前で応援してしまいます。
男の子の「己との闘い」にも萌えますが、女の子の闘いは「恋のため」です。
そのためにいくらでも強くなれる。
一度小説で書いてみたいけど、まだ書けないな。娘が中学くらいになったら書けるかも。
★「ロックマン」
やた、「サーチマン」が「ロックマン」と合体したぞ!もとい、ソウルユニゾンしたぞ!(笑
期待通りの展開で、期待通りの台詞、望んだままの終わり方。気楽で良いです。「サーチマン」が出てきたときからこうなると解ってたよ(爆笑
それにしてもロックマン、かわいいな。男殺しあわわ、友情を目覚めさせずにいられないキャラです。
毎週外せませんね(笑
「るちあ」ちゃん、健気です。乙女です。一途です。女の子の恋と運命がテーマになると、テレビの前で応援してしまいます。
男の子の「己との闘い」にも萌えますが、女の子の闘いは「恋のため」です。
そのためにいくらでも強くなれる。
一度小説で書いてみたいけど、まだ書けないな。娘が中学くらいになったら書けるかも。
★「ロックマン」
やた、「サーチマン」が「ロックマン」と合体したぞ!もとい、ソウルユニゾンしたぞ!(笑
期待通りの展開で、期待通りの台詞、望んだままの終わり方。気楽で良いです。「サーチマン」が出てきたときからこうなると解ってたよ(爆笑
それにしてもロックマン、かわいいな。
お母様同伴でチョコを持ってくるそうです
2004年2月14日 ◆普段の出来事★我が家の息子は幼稚園の年少さん、まだ4歳になったばかりです。それなのに…。
「うちの子がT君にどうしてもチョコを渡したいそうなので、明日お伺いしてもよろしいでしょうか。」と、昨夜電話がありました。
「それはもう、喜んで」
と、言うわけで手ぶらで帰って貰うのも何なので、朝っぱらに花屋をたたき起こし、小さなブーケを用意した。
この年頃は、親同士のやりとりも大事。
娘は、まだ小学校一年なのに朝5時に目覚ましをかけてチョコを作ると張り切っていたけど、目が覚める前にあたしが目覚まし止めました。「ぴっち」観てからハートチョコ作り。
「え?四人分も作るの?」
「二つはパパとT(弟)の分」
あ、そう。じゃあママからはいいかな?あげなくても。
旦那はにやにやしながら娘を見てるよ。中学生くらいになってもそんなに寛大でいられるのかねぇ?(笑
あたしはこれから「ガトーショコラ」を焼く。チョコよりチョコケーキが旦那の好みだからね。
ブランディないや。ラムで良いか?
かなりいい加減です。
「うちの子がT君にどうしてもチョコを渡したいそうなので、明日お伺いしてもよろしいでしょうか。」と、昨夜電話がありました。
「それはもう、喜んで」
と、言うわけで手ぶらで帰って貰うのも何なので、朝っぱらに花屋をたたき起こし、小さなブーケを用意した。
この年頃は、親同士のやりとりも大事。
娘は、まだ小学校一年なのに朝5時に目覚ましをかけてチョコを作ると張り切っていたけど、目が覚める前にあたしが目覚まし止めました。「ぴっち」観てからハートチョコ作り。
「え?四人分も作るの?」
「二つはパパとT(弟)の分」
あ、そう。じゃあママからはいいかな?あげなくても。
旦那はにやにやしながら娘を見てるよ。中学生くらいになってもそんなに寛大でいられるのかねぇ?(笑
あたしはこれから「ガトーショコラ」を焼く。チョコよりチョコケーキが旦那の好みだからね。
ブランディないや。ラムで良いか?
かなりいい加減です。
【私立叢雲学園怪奇譚・第二部〔本章〕10】
2004年2月13日 【小説】私立叢雲学園怪奇譚<本文>
:::::::::::::::::::::::::::::
本棟での朝食を済ませ、遼は二人分のサンドイッチを持ってコテージに戻った。昨夜遅くまで麻雀の手ほどきを受けていたアキラと佐野の朝食である。
欠伸を噛み殺している冬也と満彦を、「学生相手に大人げない」と諭しながら美月が作ってくれたのだ。湖を二周した優樹は朝から旺盛な食欲で、ゲームによる夜更かしから寝坊した後輩と、まだ一緒に食事をしている。
リビングでは、ようやく目を覚ましたアキラが先に食事を済ませて戻っていた轟木と一緒にコーヒーを飲んでいた。
「おっ、サンキュー! サンドイッチを届けて貰えるって轟木から聞いたからさ、コーヒー入れて待ってたんだ。おまえも飲むだろ?」
呆れ顔で遼はトレーをテーブルに置く。
「アキラ先輩、明日はデリバリーしませんからね。ちゃんと起きてください。」
「うーん、朝は苦手なんだよなぁ。」
「遅くまで遊んでるからでしょう? 轟木先輩は起きられたんですよ。」
顔を向けた遼に、轟木が笑う。
「俺はアキラさんに外れろと言われて、先に寝たからね。」
「当たり前。おまえ強すぎて、面白く無いじゃないか。カモられるのは真っ平だ。」
「今夜は手加減しますから、入れてくださいよ。」
「考えておく。」
二人は同窓生だったが、事情があってアキラは一年留年しており、年齢が一つ上になる。そのため友人であっても敬語を使う者がほとんどだ。
「須刈ぃ、俺にもコーヒーくれ。」
しかし佐野だけは別で、対等に口を利く。シャワーを浴びてきたらしく頭にタオルをかぶっているが、まだ眠そうな声をしていた。
「新しく入れてくるから待ってろ。」
アキラはコテージのキッチンに、遼と佐野の分のコーヒーを入れに立つ。
遼はアキラの入れてくれるコーヒーが好きだ。友人から仕入れているという豆は、ほのかに甘い香りがする。ソファーに腰掛けふと顔を上げると、轟木と目があった。
「今朝、湖で優樹君に会ったよ。」
眼鏡の奥の瞳が、優しく笑いかける。
「夜明け前に起き出して、ロードワークに出たようです。」
「君は遅くまで勉強していただろう?」
「あっ、うるさかったですか?」
轟木達の部屋は真下にある。椅子を引く音が響いたかと心配になって、遼は申し訳なさそうな顔をした。
「うるさかったのはリビングの方。今朝の君の顔を見ればわかるさ、あまり無理をするなよ。」
「……はい。」
この声で優しく言われると、狼狽えてしまうのは何故だろう? だがらいつも、議論で勝つことが出来ない。
「後輩の勉強を見てくれているそうだね。俺が卒業して天文班部員の先輩がいなくなったから、ちょっと可愛そうだと思っていたんだ。顧問の先生の指導で部活動をしているようだが。」
「僕はそれほど付き合いはないんです。どちらかと言えば優樹が良く面倒を見ているようですよ。」
「知っている。彼は今時珍しい、兄貴肌のある奴だからな。」
「絶滅の恐れがある、保護指定動物みたいな奴さ。」
脇から佐野が口を挟み、遼もつい笑ってしまう。
「指針を示す先達が、遥斗と宙には必要なんだよ。優樹君はその役目を俺の代わりにしてくれている。」
ふいに轟木に見つめられ、遼は戸惑った。
「随分と奴を買ってるんだなぁ。」
コーヒーをドリップしながらアキラが呟くと、轟木は視線をキッチンに移す。
「アキラさんほどじゃない。」
「ははん? どういう意味かなぁ?」
とぼけた顔で、アキラは二つのマグカップをテーブルに置いた。
「まあ、轟木の言う事はわかるよ。奴には魅力がある。もし奴が何かをしようするなら、どんな力にでもなりたいと思わせる魅力がね。華があるって言うのかな?」
アキラの言葉を、遼は不思議な気持ちで聞いていた。学園の美術室から見つかった、石膏像に隠された死体。その正体が遼の父親違いの姉であり、凶行を行った犯人が叔父だったという悲惨な事件。あの事件を通して、遼は優樹との友情をより深め、信頼と絆を強くしたはずだった。だけど、と、思い直してコーヒーを口に運ぶ。
近づけば近づくほど、遠くなる何かを感じていた。触れがたい何かが目の前に壁を作っていた。自分の壁を取り払い、初めて現れたそれは、犯しがたく神聖な物に思えて遼にはまだ入り口が見つからない。
「秋本も、そう思うだろ?」
自分に向けられた言葉に、俯いて応える。
「僕には、わかりません。」
顔を曇らせたアキラに頭を下げ、遼は階段を上った。しかしその背中を、轟木が見つめていることに気が付いてはいなかった。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆麻雀
現役大学生の方に確認取りました。ちょっと心配だったんですよ、今時の大学生は麻雀するのか?
まあ、賭け事としてはポピュラーだし、ゲームとしても楽しそう。これがプールバーで玉突きしてたら嫌みでしょう?アキラ君なんか強そうですが(笑
双希さま、ありがとうございましたー(^_^)v
◆露天風呂
さらっと書き飛ばしましたが、遼君だけ入っていません。みんなとお風呂、厭なのかな?
◆これからちょっと、ホラー紛いな展開です。「かざと」も楽しんでいますから、皆さんも楽しんでくださいね。
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
▽バレンタイン番外編・20日まで
http://open.sesames.jp/youkazato/
★ご意見ご感想はこちらへどうぞ!
(裏設定・ぼやきありです。遊びに来てね!)
[叢雲掲示板]
http://www.ad-office.ne.jp/cgi-bin/bbs/ad1.cgi?8429maki
:::::::::::::::::::::::::::::
本棟での朝食を済ませ、遼は二人分のサンドイッチを持ってコテージに戻った。昨夜遅くまで麻雀の手ほどきを受けていたアキラと佐野の朝食である。
欠伸を噛み殺している冬也と満彦を、「学生相手に大人げない」と諭しながら美月が作ってくれたのだ。湖を二周した優樹は朝から旺盛な食欲で、ゲームによる夜更かしから寝坊した後輩と、まだ一緒に食事をしている。
リビングでは、ようやく目を覚ましたアキラが先に食事を済ませて戻っていた轟木と一緒にコーヒーを飲んでいた。
「おっ、サンキュー! サンドイッチを届けて貰えるって轟木から聞いたからさ、コーヒー入れて待ってたんだ。おまえも飲むだろ?」
呆れ顔で遼はトレーをテーブルに置く。
「アキラ先輩、明日はデリバリーしませんからね。ちゃんと起きてください。」
「うーん、朝は苦手なんだよなぁ。」
「遅くまで遊んでるからでしょう? 轟木先輩は起きられたんですよ。」
顔を向けた遼に、轟木が笑う。
「俺はアキラさんに外れろと言われて、先に寝たからね。」
「当たり前。おまえ強すぎて、面白く無いじゃないか。カモられるのは真っ平だ。」
「今夜は手加減しますから、入れてくださいよ。」
「考えておく。」
二人は同窓生だったが、事情があってアキラは一年留年しており、年齢が一つ上になる。そのため友人であっても敬語を使う者がほとんどだ。
「須刈ぃ、俺にもコーヒーくれ。」
しかし佐野だけは別で、対等に口を利く。シャワーを浴びてきたらしく頭にタオルをかぶっているが、まだ眠そうな声をしていた。
「新しく入れてくるから待ってろ。」
アキラはコテージのキッチンに、遼と佐野の分のコーヒーを入れに立つ。
遼はアキラの入れてくれるコーヒーが好きだ。友人から仕入れているという豆は、ほのかに甘い香りがする。ソファーに腰掛けふと顔を上げると、轟木と目があった。
「今朝、湖で優樹君に会ったよ。」
眼鏡の奥の瞳が、優しく笑いかける。
「夜明け前に起き出して、ロードワークに出たようです。」
「君は遅くまで勉強していただろう?」
「あっ、うるさかったですか?」
轟木達の部屋は真下にある。椅子を引く音が響いたかと心配になって、遼は申し訳なさそうな顔をした。
「うるさかったのはリビングの方。今朝の君の顔を見ればわかるさ、あまり無理をするなよ。」
「……はい。」
この声で優しく言われると、狼狽えてしまうのは何故だろう? だがらいつも、議論で勝つことが出来ない。
「後輩の勉強を見てくれているそうだね。俺が卒業して天文班部員の先輩がいなくなったから、ちょっと可愛そうだと思っていたんだ。顧問の先生の指導で部活動をしているようだが。」
「僕はそれほど付き合いはないんです。どちらかと言えば優樹が良く面倒を見ているようですよ。」
「知っている。彼は今時珍しい、兄貴肌のある奴だからな。」
「絶滅の恐れがある、保護指定動物みたいな奴さ。」
脇から佐野が口を挟み、遼もつい笑ってしまう。
「指針を示す先達が、遥斗と宙には必要なんだよ。優樹君はその役目を俺の代わりにしてくれている。」
ふいに轟木に見つめられ、遼は戸惑った。
「随分と奴を買ってるんだなぁ。」
コーヒーをドリップしながらアキラが呟くと、轟木は視線をキッチンに移す。
「アキラさんほどじゃない。」
「ははん? どういう意味かなぁ?」
とぼけた顔で、アキラは二つのマグカップをテーブルに置いた。
「まあ、轟木の言う事はわかるよ。奴には魅力がある。もし奴が何かをしようするなら、どんな力にでもなりたいと思わせる魅力がね。華があるって言うのかな?」
アキラの言葉を、遼は不思議な気持ちで聞いていた。学園の美術室から見つかった、石膏像に隠された死体。その正体が遼の父親違いの姉であり、凶行を行った犯人が叔父だったという悲惨な事件。あの事件を通して、遼は優樹との友情をより深め、信頼と絆を強くしたはずだった。だけど、と、思い直してコーヒーを口に運ぶ。
近づけば近づくほど、遠くなる何かを感じていた。触れがたい何かが目の前に壁を作っていた。自分の壁を取り払い、初めて現れたそれは、犯しがたく神聖な物に思えて遼にはまだ入り口が見つからない。
「秋本も、そう思うだろ?」
自分に向けられた言葉に、俯いて応える。
「僕には、わかりません。」
顔を曇らせたアキラに頭を下げ、遼は階段を上った。しかしその背中を、轟木が見つめていることに気が付いてはいなかった。
:::::::::::::::::::::::::::::
◆麻雀
現役大学生の方に確認取りました。ちょっと心配だったんですよ、今時の大学生は麻雀するのか?
まあ、賭け事としてはポピュラーだし、ゲームとしても楽しそう。これがプールバーで玉突きしてたら嫌みでしょう?アキラ君なんか強そうですが(笑
双希さま、ありがとうございましたー(^_^)v
◆露天風呂
さらっと書き飛ばしましたが、遼君だけ入っていません。みんなとお風呂、厭なのかな?
◆これからちょっと、ホラー紛いな展開です。「かざと」も楽しんでいますから、皆さんも楽しんでくださいね。
◆第一部・全文アップ!番外編も掲載してありなす。(なお裏番外は腐女子的内容のためパスワード制です、ごめんなさい。興味があるかたはメールで問い合わせてください。ホームページ・掲示板からメールで問い合わせできます)
★[MURAKUMO]ホームページ
▽二部VOL1・掲載しました
http://happytown.orahoo.com/murakumo/
▽バレンタイン番外編・20日まで
http://open.sesames.jp/youkazato/
★ご意見ご感想はこちらへどうぞ!
(裏設定・ぼやきありです。遊びに来てね!)
[叢雲掲示板]
http://www.ad-office.ne.jp/cgi-bin/bbs/ad1.cgi?8429maki
コメントをみる |

叢雲学園・バレンタイン番外
2004年2月13日 【小説】私立叢雲学園怪奇譚★バレンタイン番外アップしました。どうって事のない話ですが、深読みして笑える人は笑ってください。
どこがツボか解った人は、こっそりかざとにメールしてね(笑)
http://open.sesames.jp/youkazato/
どこがツボか解った人は、こっそりかざとにメールしてね(笑)
http://open.sesames.jp/youkazato/
コメントをみる |

★何だか恥ずかしいタイトルですね(笑
自分は、実はすごーく猜疑心が強い。表向き親しく話していても、人のこと信用してません。高校時代に厭な思い出があって、それが尾を引いてたりするのですが。
ここだけの話、旦那を信用するようになったのも最近です。
明るく挨拶をし、馬鹿な話を振り、大げさなリアクションで他人の話に反応する。これは自分を守るためにいつの間にか身に付いた処世術。
内心では、他人に興味はないし、自分の話を聞いて貰いたいと思う訳じゃない。だからおもしろおかしく、たまに作り話も交えて話す。
だけど、それが出来ない人たちが居る。まいったな、学生時代の友人は。それも一番純粋で、自分を飾る方法が解らなかったときの友人。中学までの同窓生。
被った仮面がすぐに剥がれる。言葉を飾っても、にゃり、と、されてどぎまぎする。
ああ、もう、解ったよ。素で話せばいいんだろ?
そんな人たちと久しぶりに会いました。
とても楽しかった。
何だか久しぶりに気負わないで話せたな。如何に自分が普段生活の中で仮面を被っているのか思い知った。
嬉しかったんだけど……。
何故?ハンドルネームも教えてないのに日記が発見されたらしい。うわーい、恥ずかしいな。
でもいいや、あたしはあたしだし。
みんな、大好きだよ。
自分は、実はすごーく猜疑心が強い。表向き親しく話していても、人のこと信用してません。高校時代に厭な思い出があって、それが尾を引いてたりするのですが。
ここだけの話、旦那を信用するようになったのも最近です。
明るく挨拶をし、馬鹿な話を振り、大げさなリアクションで他人の話に反応する。これは自分を守るためにいつの間にか身に付いた処世術。
内心では、他人に興味はないし、自分の話を聞いて貰いたいと思う訳じゃない。だからおもしろおかしく、たまに作り話も交えて話す。
だけど、それが出来ない人たちが居る。まいったな、学生時代の友人は。それも一番純粋で、自分を飾る方法が解らなかったときの友人。中学までの同窓生。
被った仮面がすぐに剥がれる。言葉を飾っても、にゃり、と、されてどぎまぎする。
ああ、もう、解ったよ。素で話せばいいんだろ?
そんな人たちと久しぶりに会いました。
とても楽しかった。
何だか久しぶりに気負わないで話せたな。如何に自分が普段生活の中で仮面を被っているのか思い知った。
嬉しかったんだけど……。
何故?ハンドルネームも教えてないのに日記が発見されたらしい。うわーい、恥ずかしいな。
でもいいや、あたしはあたしだし。
みんな、大好きだよ。
コメントをみる |

面接に行ってきた(^_^)v
2004年2月10日 ◆普段の出来事★結果から申しますと、その場でお断りされました(笑
いやぁ子供の関係上、午前の部を希望したんですが、午後の部も出てもらわないといけないと言われて「じゃあ無理ですね」と、にこやかに答えてきました。
感じの良い院長で、面接も和やかでした。ちょっとジョーク飛ばしたり。
「もう五年位してお子さんが夜一人で留守番できるようになったら是非いらしてください。」
「年齢的に許していただけるなら、伺います。」
「年齢問題ありませんよ、50歳でも60歳でも。」
あのー、いくら何でもそこまで行きませんが。(爆
まあいいや。数打てば当たるでしょう、良い予行練習になりました。
★うちの旦那は自衛隊辞めて医療器メーカーに勤めてますが、部署替えするために一旦退職し、派遣に登録してから元の会社の別部署に入りました。ややこしい(笑
会社の方針なら仕方ないですがね。
その時、色々会社と揉めまして。
別部署で欲しがってるのに、現部署から異動はさせられないだの、どうしても動きたいなら辞めろだの、退職扱いはしないだの。端から見るとどうでもいいようなことですから省いて。
落ち着くまで仕事無いならそれは仕方が無かろうと、あたしも覚悟決めたわけですな。
「いざとなったら住み込みのまかないでも何でもやってやるぜ!」と友人達に話したら、「あんたがまかないやったんじゃ、客の酒まで飲みかねない」と茶化され大笑い。
ところが、その中の一人が真面目な顔で
「かざとさん、偉いわね。あたしには学歴もあるしプライドもあるから住み込みのまかないなんてぜったいできないわ。」
とおっしゃいました。
「はあ?」
学歴?プライド?いや、あたしにだって学歴は大したコトないですがプライドくらいありますよ。
馬鹿馬鹿しいので、ここでこの女のコトをあれこれ分析しない。
こういうのもいるんだなーという話。
イギリス人の身分ある人は、ボランティアに熱心だという。もちろん差別意識なんか表に出さない。
イギリスに仕事で行った友人の話。あるパーティで、かつて爵位だかなんだか持っていた紳士に紹介されたそうな。紳士はにっこりと手をさしだし、すべすべした手で握手してくれた。友人はちょっと嬉しくなった。イギリス人は有色人種が嫌いと聞いていたから。でも、その紳士と会話してその場を離れた途端。実にさりげない仕草で紳士はハンカチを取りだし、手を拭った。
自分では意識して無くても、染みついた固定観念を改善するのは難しいのかもね。自分はどうかな?気を付けなくちゃ(笑
★今日ちょっと良いことがあった。自転車で走るあたしに道をあけてくれたガテンなお兄さん。「ありがとうございます」っていったら、「どういたしまして」と答えてくれたよ。なんか、嬉しいな。(←やはりおめでたいヤツ・笑)
いやぁ子供の関係上、午前の部を希望したんですが、午後の部も出てもらわないといけないと言われて「じゃあ無理ですね」と、にこやかに答えてきました。
感じの良い院長で、面接も和やかでした。ちょっとジョーク飛ばしたり。
「もう五年位してお子さんが夜一人で留守番できるようになったら是非いらしてください。」
「年齢的に許していただけるなら、伺います。」
「年齢問題ありませんよ、50歳でも60歳でも。」
あのー、いくら何でもそこまで行きませんが。(爆
まあいいや。数打てば当たるでしょう、良い予行練習になりました。
★うちの旦那は自衛隊辞めて医療器メーカーに勤めてますが、部署替えするために一旦退職し、派遣に登録してから元の会社の別部署に入りました。ややこしい(笑
会社の方針なら仕方ないですがね。
その時、色々会社と揉めまして。
別部署で欲しがってるのに、現部署から異動はさせられないだの、どうしても動きたいなら辞めろだの、退職扱いはしないだの。端から見るとどうでもいいようなことですから省いて。
落ち着くまで仕事無いならそれは仕方が無かろうと、あたしも覚悟決めたわけですな。
「いざとなったら住み込みのまかないでも何でもやってやるぜ!」と友人達に話したら、「あんたがまかないやったんじゃ、客の酒まで飲みかねない」と茶化され大笑い。
ところが、その中の一人が真面目な顔で
「かざとさん、偉いわね。あたしには学歴もあるしプライドもあるから住み込みのまかないなんてぜったいできないわ。」
とおっしゃいました。
「はあ?」
学歴?プライド?いや、あたしにだって学歴は大したコトないですがプライドくらいありますよ。
馬鹿馬鹿しいので、ここでこの女のコトをあれこれ分析しない。
こういうのもいるんだなーという話。
イギリス人の身分ある人は、ボランティアに熱心だという。もちろん差別意識なんか表に出さない。
イギリスに仕事で行った友人の話。あるパーティで、かつて爵位だかなんだか持っていた紳士に紹介されたそうな。紳士はにっこりと手をさしだし、すべすべした手で握手してくれた。友人はちょっと嬉しくなった。イギリス人は有色人種が嫌いと聞いていたから。でも、その紳士と会話してその場を離れた途端。実にさりげない仕草で紳士はハンカチを取りだし、手を拭った。
自分では意識して無くても、染みついた固定観念を改善するのは難しいのかもね。自分はどうかな?気を付けなくちゃ(笑
★今日ちょっと良いことがあった。自転車で走るあたしに道をあけてくれたガテンなお兄さん。「ありがとうございます」っていったら、「どういたしまして」と答えてくれたよ。なんか、嬉しいな。(←やはりおめでたいヤツ・笑)
コメントをみる |
