◆休出

 昨日、旦那は休日出勤。派遣会社の方の報告会。

 先日の同窓会で旧友から大きなお仕事の話を貰い、その話をしてくるらしい。

「男の子は人脈が命、同窓会は絶対に行ったほうがいい」

 そう言って背中を押したのが功を奏した♪

 帰りに旦那は、池袋まで回って私の好きな「アンリ・シャルパンティエ」のケーキを買ってきてくれました^^

◆昨日の晩ご飯

 「挽肉とキノコ・タケノコ・ネギの中華風味噌炒めレタス包み」「鰻の蒲焼き」
 旦那は話がうまくいった所為か、飲み過ぎ(笑)

 最近職場でストレス溜まってたみたいだから、まあいいか。
ちょっとだけツイていた日
◆朝から雨で

 昨日は育成者研修会があって、受付のお手伝いに行く事になっていました。9時30分に現地入りしなくてはならないのに、雨の所為で幼稚園バスが遅れ既に9時20分。仕方ないので遅れると、他の役員さんにメールしてたら同じバス停のママ友達が「ちょうど出かける用事があるから、送ってあげるよ」。
 助かりました。晴れていれば自転車で15分ですが、雨だと電車と徒歩で30分かかるところです。おかげで、9時40分に現地入りできました。

◆驚いたこと

 受付は殆どすんでいたので、研修会が終わるまで他の役員さんとお喋り。その中にMさんという人がいるのだけど、研修が終わってホールから出てきたAさんと親しげに話していたかと思うと「かざとさん、これから私たちお昼食べに行くんだけど、一緒に行こうよ」と誘ってきました。

 ええっと……?

 実はMさん、一年ほど前にAさんと家族ぐるみの付き合いをしていて、Aさんにご主人をとられそうになったんですよ。涙ぐみながら相談してきたけど結局、第三者が間に入り(わたしではないです)話し合いで解決したと聞いています。

 その後も普通に付きあってるんだ……。すごいな、Mさん。

 Mさんは、罪を憎んでも人は絶対憎まない人。わたしは傷つけられても態度は変えないけど、心の奥底では許しきることが出来ない人間。

 しょうがないね、Mさん。アンタってそういう人だもんね。いろんな人の苦労背負い込んで身体壊すくせに……まったく、見ちゃいられないよ。
 あたしに出来るのは、呆れながら愚痴を聞くだけ。結局は自分で解決するんだから、それまでは捌け口になってあげるよ。

◆昨日の晩ご飯

 「蛸と里芋とニンジンとコンニャクの煮物」「ハマチとマグロのお刺身」「ナメコと豆腐の味噌汁」

 蛸が柔らかく煮えて好評。今度、家で飲み会するときに作ろうかな。写真にコンニャクが入っていないのは、子ども達が先を争って食べてしまったので撮影用に盛り合わせたときに残ってなかったから(笑)
◆とりあえず

 店頭で新しいお酒を見つけると買います。で、まあ、外れることもしばしばあるのですが(笑)

 宝酒造から出た「ハイボール」4種類を飲んでみました。

 いまいちでした……orz

 尚かつお腹を壊しましたが、身体に合わなかったのか、飲み過ぎたのかは不明(笑)

◆学習能力無し

 昨日、徒歩で重い荷物を持ち帰ったのがしんどかった。だから今日は、あまり買うまいと心に決めてウオーキングに出発。

 往路30分、買い物30分。

 お、今日のお買い得品。シャンプー・リンス・ボディソープの詰め替え用がいつもより50円安いから買い置きしておこう♪ 450mlを各2パック、計6パック(2.7?)……。

 やった、「春生」が売り出しじゃん♪ 360ml×6(2.16?)……。

 その他にも食材を買い込み、結局は前日と同じくらいの重さ。そして帰路、15分。

 ……orz(←バカ)

◆昨日の晩ご飯

 「豚ロース肉の冷しゃぶ・レタスとキュウリの千切りとトマト添え」「玉米湯(ユイミータン)」

 ユイミータン、「COOK DO」を利用して作ってみたけど子どもに好評。1パックだと量が足らないので水加減は300cc増やし、鶏ガラスープと紹興酒を足して卵は2個使用。

 旦那の分、300gのお肉は未調理で待機。帰ってきてからの旦那の体調や気分で、生姜焼きに変更できるように。
 揚げ物の時も、帰りが遅いと食指が動かないらしい。だから旦那の分は、帰ってきてから調理することが多い。

 旦那想い? 違います。

 おかずを残されたら、翌日のお昼に私が処理することになるからです。二日続けて、同じ物食べるの嫌だもん(笑)
 
 
◆やっちまったぜ……

 先日、干し忘れていた息子の制服を朝になって慌てて乾かすという失態をやらかしたばかりなのに。

 今朝はお弁当用のごはんを炊き忘れていました……orz

 昨日の夕飯の時、残りご飯を子どもと食べて、旦那の帰りに合わせ炊いておくつもりだったのですが旦那は会社に泊まりです。

 旦那の帰りは大抵深夜。帰宅する時間に合わせてご飯を炊いた日は、そのままお弁当に入れます。(ただし冬場のみ、夏場は必ず朝に炊きますよ♪)

 23時くらいになって、そろそろお米をとごうと思ったら。「今日は泊まり、仕事が終わらない」と、旦那からの電話。

 もっと早く電話してこんかいっ! ウリャア(ノ`◇´)ノ ┫??∵
 と言うわけで翌日のことをすっかり忘れ「じゃあいいや」と、寝てしまいました。

 そして今朝、お弁当の支度をはじめから。
「む? 何か忘れている?」

 事実に気が付き、血の気が引いた。
 時間は7時45分。最悪、あとで届ける手もあるが、とにかくお米をとごうとしたら。

 米びつ空っぽ……orz

 買い置きのお米を急いで開けて米をとぎ、「お急ぎ炊飯」スイッチを入れたのが7時55分。

 8時半に炊きあがり、何とか間に合いました……。

◆腰が痛い(TT)

 昨日は買い物がてら遠回りをして、往路30分・買い物30分・帰路15分を歩きました。
 よせばいいのに、買い物が重い物ばかり。片手2キロ以上、両手で四キロを持って歩いたのですが……。

 今朝になって腰が痛い。

 暖かくて気持ちの良い日だったから、ハリキリ過ぎちゃった〜(TT)

 ちなみに荷物の重量予想は、牛乳2パックと、ビール500ml缶3本、お肉800g、ジャガイモ500g、ホットケーキミックス1?、グラニュー糖1?、レタス、トマト、キュウリ、シイタケ、納豆……あれ? もしかして4キロ以上ある?

 ああ、そうそう、「ポーション」売ってないぞ!
 「マミー・マー○」、だめじゃん!!

◆暖かいので

 春の土の匂いがするよ。少し霞んだ青空、梅の花が映えるね。梅は優しい花だから、乾いた青空より少し湿った青空に似合う。

 ふきのとう、なずな、すみれ。

 路肩にちゃんと、春のいぶき。

◆昨日の夕御飯

 「エビ・シイタケ・ピーマン・タマネギのカレー」「キャベツとベーコンのコンソメスープ」「ブロッコリー・ソーセージ・ジャガイモのニンニクバターソテー」

 以上。

 
◆春一番が吹く頃

 気圧の変動があるので自律神経に変調が来やすい。そんなわけで色々と集中力が低下。

 ゴミの日なのに忘れていて、回収車が来る頃に慌てて出す。

 前日に息子の制服を洗ったことを忘れて、干していなかった為に大急ぎで乾燥機に掛けた。

 ぼんやりしていて、洗濯物を干すのを忘れ、昼近くに外に出した。

 お昼の用意していて火傷。

 ウオーキングが面倒になって、自転車で学校に届け物をした。

 だめだなぁ、うん。もっと気合い入れないと……。

◆電話

 亡くなった伯父の奥様から、香典返しのカタログ。
 苦手な人だけど、前日にオヤジから「何かあっても、お前はすぐに電話をしないから困る。ちゃんとお礼の電話をしておきなさい」と、釘を刺されていた。なおかつ、妹からもメールで「ねーちゃん、電話した? またタイミング逃して電話しないでいると失礼だよ」といわれる。

 へいへい、電話しますよ。だって電話、嫌いなんだもん。妙に緊張するし。

 で、電話しました。その旨妹にメールで報告すると。

「案ずるより産むが易し、でしょ?」と、返信。

 ……orz

◆夕御飯

 今日は娘の合気道があったので、手抜き。

 「ホッケの干物」「生協の餃子」「ワカメと豆腐とネギの味噌汁」「菜花のおひたし」

 以上。
◆本文中、ダークな部分があります。苦手な方はご注意ください。

〔本文〕

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「ちっ、何処に隠れていた!」
 身の丈二メートルはあろう影は、息の掛かるほどの距離で康則に覆い被さる。雨に濡れた薄いランニングシャツの下に、大きく上下する岩のような大胸筋。剛毛に覆われ、隆々と盛り上がった上腕二頭筋。節の浮き出た太い指先に伸びる長い爪。錆色の髪。落ち窪んだ眼窩の中、朱く血走り濁った虹彩の中央に開いた瞳孔は、禍々しい輝きを放っている。
 そして、眉間に突き出た二本の角。
 一本は根本の太さが三センチほどあり、天を突くように上方へ十センチほど反り上がっていた。その下にある直径二センチ・長さ五センチほどの小振りな角は、斜め上方に真っ直ぐ突き出している。唸りをあげ、捲り上がった上唇から肉食獣に似た牙を剥く、紛れもない鬼の姿。
 近すぎる間合いに、身動きがとれない。だが康則が顔をしかめ、小さく息を吐いた理由は別にあった。饐えた体臭と混じり合い鼻腔をつく安物のフレグランスは、獣臭を誤魔化すにはどうやら役不足らしい。接近戦をするたびに、吐き気を抑えるのが一苦労だ。
「下がれ、康則!」
 将隆の鋭い声が発せられ、瞬時に左後方へ跳んだ康則の前に『二角鬼童子』が倒れ込んむ。ザックリと裂けた右肩口から噴水のように吹き上げる血飛沫が、雨と混じり合って白煙を上げ刺激臭を作り出した。鬼の血には毒性があり、強酸のようにあらゆる物質を溶かす。はねた血が僅かに付着したスラックスの裾は、火を近付けた化繊のように穴が空いてしまった。
 完全に『業苦の鬼』を倒すには、『鬼斬りの刀』で角を断たなくてはならない。
『二角鬼童子』は水溜まりに浸かった顔面をゆっくりと持ち上げ、不安定な右腕で上体を支えた。裂けた肩口から、既に血は流れていない。傷口は熟した石榴(ザクロ)の実のような粒状の細胞に埋め尽くされ、瞬く間に再生してしまったのだ。
白く眩い閃光が闇を裂き、雷鳴の大音響が大気を震撼させた。『二角鬼童子』は仁王立ちになると将隆に向かい合い、残忍に口元を歪める。しかし殺意を剥き出す『二角鬼童子』には目も呉れず、将隆は目を細めてビル間の狭い夜空を見上げた。不夜城新宿の街明かりが、分厚い雨雲の底を照らし出す。幾重にも重なる黒いカーテンの隙間を、縦横無尽に縫い取る蒼い稲妻。
「やれやれ……歓迎しがたい状況だな」
 邪を払い大気を浄化する雷は、『鬼斬りの刀』と呼応する。この上空に発生したエネルギーは間違いなく、密集した不揃いなビルの隙間を駆けぬけ刀まで達することだろう。
 将隆は『鬼斬りの刀』を一旦鞘に収めると、コインパークのフェンスに立て掛けた。角を断つ一撃まで刀を使わず、体術で反撃不能にするつもりなのだ。
 俊敏な動きで『二角鬼童子』の懐に間合いをつめ、将隆は手刀で喉を突いた。間髪を入れず肘で胸腺を打ち、多々良を踏んだ側頭部に蹴りを入れる。だが、低く呻きながらも鬼は踏みとどまり、大きく腕を振り上げて殴りかかってきた。
 サイドステップで側面に移動した将隆に一撃をかわされ、前屈みになった百会に膝蹴りがめり込む。ひゅう、と喉を鳴らし仰向けになった鬼は、アスファルトに背中から叩き付けられた。常人なら脳震盪を起こし、立ち上がれないほどの衝撃だ。しかし鬼相手では、それほど時間が稼げないだろう。
 一足で刀に戻った将隆が、柄に手を伸ばした時だった。
 鼓膜を裂くような破裂音がしたかと思うと、路上に蒼白い蛇となった稲妻がのたうつ。
「将隆っ!」
 康則が叫ぶより早く、将隆は刀から飛び退いた。蒼白い蛇は『鬼斬りの刀』に纏い付き、閃光を放つと炎をあげる。鞘の下緒は瞬く間に灰となり、象嵌(ぞうがん)の鐔が赤銅色に変化した。柄を巻き取る鮫革がちりちりと焼け、組紐が弾ける。
 将隆の無事に安堵した康則は、しかし、『鬼斬りの刀』が使えない状態を目にして心中が波立った。鬼もまた、攻撃に間が空いたと知るやいなや巨体に似合わぬ身軽さで跳ね起き、コインパークに停まっていたバンの屋根に飛び乗る。
「面白れぇ……『鬼斬りの刀』が使えねぇなら、てめぇらはタダのガキだ。上等な餌に仲間も喜ぶだろうよ、ハラワタかっ捌いて啜ってやらぁ!」
 嗄れ声で凄んだ鬼は、下卑た高笑いを上げた。すると一転した形勢を察し、地下に蠢いていた影が躍り出る。

(つづく)

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◆戦闘シーンは続けて読む方が良いかしら? う〜ん、あと二回くらいはあると思います。
「第一部・将隆の章」はこちら(↓)にありますので読んでいただけると嬉しいです。
 〔http://youkazato.gooside.com/onitetumain1.html
◆旦那の同窓会

 何度か書いているけど、うちの旦那は元自衛官。

 ○十年ぶりかで、その自衛隊時代の同窓会が開かれることになった。場所は横須賀。

 あまり自分のことで要求を言い出さない旦那、遠慮がちに「同窓会の案内が来てるけど、どうするかなぁ」とだけ。断っておくけど、恐妻家ではないですよ(笑)

 当然、参加するようにいいました。

 ところが「スーツを新調しなくちゃ」とか「革靴が傷んでないかな」とか心配するあたしに、「そんなものいらない、普段着で十分だ」と頑張ります。

 ええ〜? なんで?
 何十年ぶりかの同窓会でしょ、勝負服来ていかないの?

「同窓会でオシャレに気を遣うのは女性だけ。男しか来ない同窓会で、ネクタイなんかしていったら浮いてしまう」

 ええっ! そういうものなんですか?
 せめてジャケットとカジュアルシャツは買おうよ〜!

「いらない」

 ちぇ〜、つまらないの……。

 せめて旧友と気兼ねなく飲めるように、へそくりから少し多めのお金を渡しました。
 「いざ鎌倉」じゃないけど、横須賀だし(笑)

 当日、子ども会の行事でお昼から出かけ帰ってみれば……。

 たまっていたアイロンが全て掛けてあり、ファンヒーターには灯油が満タンに注いでありました。そこまでしてから出かけるんだから、全く……良い旦那です。

 ああちゃんと、気が付いて感謝の言葉を言っておくのが引き続き良い旦那様でいてもらう秘訣です(笑)

◆子ども会の歓送迎会

 役員最後の仕事、卒業生の送別会と新一年生の歓迎会を兼ねた「ボーリング大会」が終わりました!

 校区役員の申し送り書も作成したし、子ども会育成会の仕事もおわったし、家庭教育学級の役員は本年度もやるけど友人(笑)がサポートについてくれることになったし。

 肩の荷が下りた感じかな、でも今期は学級役員をやらなくちゃ。やっぱり子どもが学校に行っている間は、役員やお手伝いで学校と関わった方が良いね。現場を知ってたほうが、何かと便利。学校は子どもを預けておく所じゃない、一緒に関わるべきだと思う。

 役員を拒み続けて地域にいられなくなり、引っ越してしまった某Nさんのかわりに、引っ越してきたばかりなのに2年にわたり引き受けることになった地区役員。考えてみれば自分にとってプラスになった、だからもう、過去のことなんかどうでもいいと思っていたんだよね。

 ところが……。

 歓送迎会の前日、今年2番目の娘さんが新一年生になるKさんから電話が掛かってきた。

「お婆ちゃんの具合が悪くて自分は行けないけど、本人がどうしても参加したいというので役員さんにお願いできませんか」 

 新入生歓迎会はボウリング場まで役員引率で20分くらい歩くのだけど、新一年生は保護者同伴が原則だ。Kさんには現在一年生のお姉ちゃんがいるけど、そのお姉ちゃんが高学年ならともかく、5人しかいない役員で40人からの子ども達を面倒見なきゃいけないのに新一年生と現一年生を任せられても正直困る。

 実はKさん、Nさんみたいにあからさまな嫌がらせをしたり悪口を言いふらしたりはしなかったけど、こちらからの挨拶はいつも無視していた。いつもNさんと一緒にいたので、Nさんがいなくなってからは孤立している。悪い人じゃないんだけど、振り回されて貧乏くじを引いたようで気の毒に思う。

 子どものためとはいえ、電話するのはかなり迷っただろうなぁ……。
 特にあたしには(笑)

 でも、あたしは幼稚園のバス停追い出される前も追い出されてからも態度を変えなかった。だから電話してくれたんだと思う。 

 で、育成長さんの了解を貰って快く引き受けました。

◆ツケは自分に回ってくるのさ

 あたしは善人じゃありません。
 ただ、人の道に外れたことをすればツケは必ず回ってくると思うだけ。

 他人を憎まない、陥れない、辱めない。自分が正しいと思うことなら我慢できる。自分の正義を信じる、それだけ。
 そうしたらきっと、子ども達も顔を上げて前を向いて生きられると信じている。

 でもね、自分のことなら我慢するけど。
 もし愛する人が傷つけられたら、本気で戦うつもりはあるよ。

 自滅覚悟でね(笑)
 
◆更新版に長編連載をはじめました。

 「鬼、御する者 その透徹なる瞳を(朱羅の章)」

 左フレーム「日記テーマ・長編連載」及び、HP「MURAKUMO・更新版」からどうぞ。お楽しみいただけると嬉しいです。

 更新ペースは週一回、1500字。総枚数は200枚くらいの予定です(多分・笑)
◆本文中、ダークな部分があります。苦手な方はご注意ください。

〔本文〕

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 滝のように降り注ぐ雨が、アスファルトの剥がれた場所に深い水たまりを作っていた。崩れかけた路肩は、おびただしい血が混ざり合う流れの速い川となり、ネオンの光を赤く映し出す。グラスファイバーを織り込み、強化された学生服に染みこんだ雨が身体の動きを重くする。初夏とはいえ深夜二時の雨は容赦なく体温を奪い、長引けば形勢が不利になるだろう。
 鎧塚康則(よろいつか やすのり)は濡れて額に貼り付いた前髪を無造作に掻き上げ、手にした太刀を八相に構えなおした。
 東京都新宿区東新宿、大通りである靖国通りから雑居ビルの間をぬけた人気ない小路。切れかけた蛍光灯が明滅する小さなコインパークの奥に、無数の亀裂の入ったコンクリート壁が剥き出しの古いビルがあった。ビルとコインパークを隔てた狭い通路から、ひと一人がやっと通れるほどの階段が地下に続いている。突き当たりのドアは開け放たれ、入り口の向こうにある暗闇の中では数体の不気味な気配が蠢いていた。雨音に混じる、おぞましい威嚇の唸り声は人間のものではない。だがそれらは、どう猛な殺意を放ちながらも表に出てこようとはしなかった。康則の足下に累々と重なる仲間の屍に牽制され、恐れをなしているからだ。
 ここはクズどもの掃き溜めだ、『あの方』が長くいるべき場所ではない。早々に目の前の小者を始末し、『頭元』である『二角鬼童子(ふたつつのおにわらし)』を引きずり出さなければならないのだ。焦燥感にあおられた康則が、冷えて軋む筋肉に気を張り直し危険を覚悟で乗り込もうとした時。
「あと、何体残っている」
 背後から落ち着きのある声がかけられた。
「はい、将隆さま。おそらくは三体……しかし、いまだ『頭元』の姿は見えません」
「逃がしたかな……」
 鬼龍将隆(きりゅう まさたか)は独り言のように静かに呟くと、手にしていた身の丈ほどもある太刀を真横に払い雨を断った。すると、くぐもった呻きと共に屍だったはずの一体がアスファルト上の水溜まりにもんどり打って倒れ込む。寸断された胴体が高く水飛沫をあげ、避けるように片手を挙げた将隆は顔をしかめた。
「汚いなぁ……やつらの血が制服に付く。こいつは康則が斬ったはずだな、手加減するなと言っているだろう。それとも……」
 屍の頭を踵で転がした将隆は、何かを確認して顔を向けた。
「やっぱりね……見ろよ、鬼になりかけている」
 血と砂にまみれた断末魔の形相が、怪しげなクラブハウスのネオンに浮かび上がる。二十代とおぼしき外見だが、頬骨が突き出すほど痩せており皮膚は土気色だった。そして額には、直径三センチ・高さ二センチほどの隆起。
「申し訳ありません、将隆さま」
「いいよ、ここまで角が育ったら康則では無理だ。『鬼斬りの刀』でなくては、止めは刺せない」
 透徹なる瞳に抜き身の刃の光を宿し、将隆が微笑む。雨の滴る長い前髪をそのままに、細い鼻梁と涼しい目元、蒼白い顔に薄い唇。陽の下ならば優しい面立ちに見えるであろうそれは、いまや血塗られた『鬼斬りの刀』と共に凄絶な美しさがあった。
 遙かな前世からの業苦を背負い、『業苦の鬼』と成りし者を斬る。それが鬼龍将隆の仕事だ。戦国の世より『鬼斬りの刀』を伝承する宗家当主の気品を備え、現世まで累積した業苦を断ち切る『絶戒』の使い手。本来ならば、酔客の戯れで首を折られた野良猫の死体が転がる、猥褻な落書きと吐瀉物にまみれた路地に居るべき方ではないのだ。
 将隆が『頭元』を斬るために、雑魚の『啼恐鬼童子(なかしこのおにわらし)』を片付けるのが『露払い』たる康則の仕事だった。だが情けないことに、力不足からこのような汚らわしい場所に将隆を足止めさせている……。
 鬼の住処である雑居ビル地下には、入り口が一ヶ所しかなかった。一階の排気ダクトに発煙筒を投げ入れてからエントランスにあるブレーカーを落とし、外に出てきた四体を斬り捨てた。事前調査によれば『頭元』である鬼は『二角鬼童子(ふたつつののおにわらし)』が一体。手下の『啼恐鬼童子(なかしこのおにわらし)』が七体。往来の少ない時間帯に雨も重なり、工事中のパイロンを立て警備員を装った鬼龍家の配下が立哨している路地に外部の者が入り込むことはない。だが鬼どもの住処たる伏魔殿急襲から既に一時間が経ち、このまま動きがなければ康則の案じる事態になりかねないのだ。
 コインパーク一番奥に停めてある、黒い大型のランドクルーザー。中で息を潜める連中に出番を与えたくはないが、その存在に圧迫感を感じて康則はちらりと視線を投げる。
 刹那、意識の逸れた僅かな機を逃さず、暗闇から巨大な影が現れ野獣の咆哮をあげた。

(つづく)

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◆本日より、月曜日に1500字くらいずつ更新する予定です。前作を読んでいない方でも解るように書くつもりなのですが、「第一部・将隆の章」はこちら(↓)にありますので読んでいただけると嬉しいです。
 〔http://youkazato.gooside.com/onitetumain1.html

◆一部は女性レーベルを意識したので少し耽美色強め……のつもりでした。そうは思われなかったようですが(笑)
 今回は遠慮無くやりたいようにやるつもりですので、忌憚なき感想をよろしくお願いいたします m(__)m
◆つまらないことと、言うなかれ

 我が家の子ども達。娘は和食党で息子は洋食党。夕飯の献立に困ると、たまに子ども達に「何が食べたい」と聞くことがあります。すると、返ってくる答えは。

娘:「ホッケ、大根煮、切り干し大根、ヒジキ、納豆、ナメコ汁、肉じゃが……」

息子:「ヤキソバ、スパゲティ、カレー、グラタン、ハンバーグ、唐揚げ、コロッケ……」

 まあ、「唐揚げとポテトサラダ、大根の煮しめ、ナメコ汁」といったメニューで双方の要求をしのいでいますが、面倒なときもあります。

 本日は

娘:「絶対お刺身」

息子:「絶対カレー!」

 さすがに刺身とカレーはどうよ?

 週末だし、昨日は徹夜仕事で帰られなかった旦那のために「お刺身」にしたいところ。しかし息子は風邪で耳下腺が腫れて、甘口カレーしか食べたくないという。

 娘をなだめる、しかし彼女は譲らず泣き出した。

「だって昨日、ママがお刺身にしてくれるって言ったじゃん」

 いやだって、状況が……。

「俺はカレーじゃないと食べられない!」 
 
 息子も言い張る。

 ぶち切れました。

「ああもう、二人とも夕飯食べなくていいから。ママは二度とごはんを作りません」

 言い捨てて、家出。

 馬鹿みたいに、ささやかな問題だよね。でもさ、ささやかだけど、どうしようもなく泣きたくなるときがある。

 役員のこと、家のこと、友達のこと、旦那や子どものこと。振り回されるのはもうたくさん。誰の顔も見たくない、一人になりたい。

 黙って家を出て、約一時間。お刺身とカレーの材料を買って戻った。

 子ども達は涙目で、ゴメンナサイと謝った。

  ああ、お肉も野菜も買ったけど、カレールー買うのを忘れちゃった。

「明日でいいよ、カレーは」
 
 息子の言葉に娘が

「ごめんね、Tくん。お姉ちゃんのせいだね」と謝った。

 ゴメン、二人とも。謝らなくちゃいけないのは、ママなのにね……。

◆おはすた

 24日に、娘の学校が紹介されると言うから、ビデをセットしたのに……。

 放映されなかった……orz

 放映予定日が変わったらしい。

◆関係ないのか?

 昨日の朝、娘の小学校で事件があった。

 一年生が育てている植木が全て引き抜かれ、植木鉢で校庭に「上トウ」と描かれていたらしい。

 最近所沢で多発している「お礼参り」

 窓ガラスを消火器で割り、校庭に落書き。

 が、幼い犯行に苦笑する。

 「上トウ」は、植木鉢の数が足らずに「ウ」の字が途中までだったとか。一緒に「オッ○イ」と書いてあったとか、「○○団参上」と書いてあったとか……。

 馬鹿じゃん……。

 凶悪な犯罪の前哨戦に、一歩及ばない気がして少し安堵する。

 そりゃあ、許されざる行動には違いありませんが。
バレンタインとパパの一言
◆素敵だね、パパ

 どういう理由か、用事や約束は同じ日に重なることが多い。忙しい日に限って、「この日でなくてはいけない」というイベントがあったりする。

 火曜日は娘が合気道を習いに行く日だ。しかし、学校は火曜日だけが6時限授業。普段ならば15時半くらいに帰るのに、火曜日の帰りは16時半になる。合気道を習ってるのは隣駅、16時45分に家を出なくてはならない。

 先々週は娘の風邪、先週は息子が熱を出して、もう2週間休んでいる。今週は行かせたいと思っていたが……。

 バレンタイン・ディでした。

 それも学校から帰ってきてから5人分、届けに行かなくてはいけません。

 前日に、いそいそラッピングしている娘を見ながら小さく溜め息。多分、合気道に間に合わないだろうな、遅れて行かせようかな。でも30分も出来るか出来ないか微妙だし、そのために電車賃使うのも無駄な気もするし……。

 帰ってきた旦那に相談すると。

「んなもん、バレンタインが優先に決まってるだろう? 習い事はいつでも出来るし、今年のバレンタインは今日だけだ」

 その通りです。

 その通りだけど一応、迷う。だけどきっと、相談したら旦那はあたしの言って欲しいことを言ってくれる。

 だから、決められる。

 夕方、急いで帰ってきた娘。合気道休んで良いよと言ったら、嬉しそうに暗くなり始めた道を、走って届けに行ってきた。

 私も時間が出来たから、ちょっと気合いを入れて夕飯の支度をした。ビーフシチューと赤ワイン。
 もちろんチョコレートケーキも焼きましたよ。

◆「おかあさん」

 15日は、「新入学児童保護者説明会」でした。午前中は市の「育成会30周年記念事業反省会」に参加し、お昼ごはんもそこそこに幼稚園まで息子を迎えに行き、小学校へ。

 体育館に並べられたパイプ椅子に腰掛け、入学前に購入する物の説明や学校側の注意事項を聞いている間、息子は同じ幼稚園の友達と体育館の後ろで遊んでいました。
 しかし一時間もすると飽きたらしく、私の座っている列までくると。

「おかあさん、外で遊んできても良いですか?」

 ……え?

 ……………ええっ!

 息子に初めて、「お母さん」と呼ばれました。最近、手をつないで歩いていても、知っている人が通りかかると振りほどかれてショックを受けてたのに……。

 正常な成長をしていると、喜ぶべきなんだろうな。

 でもやっぱり、ちょっと寂しい(笑)
◆中編の間

 「ルーズ・フォーカス」を掲載しました。

 この作品は、過去に「叢雲番外・須刈アキラ 編」として書いたものですが、単独で読めるように手直ししてあります。後半部分に加筆。番外編にあった神崎刑事との絡みは削除。

 アメリカ・ニューヨークを舞台にした冒険アクションもの(?)です。

 こちらから、どうぞ。
 http://youkazato.gooside.com/lose-mokuji.html
◆娘のバレンタイン
 
 日曜日に、約20個のチョコマフィンを作りました。それもこれも、娘が男の子に配るバレンタイン用です。近所でよく遊ぶ友達が4人、本命が一人、それからパパと弟で計7人分。

 月曜日に粉砂糖をふって、ラッピング。

 ああ、6個余るじゃん。じゃあ、ママからパパにあげるバレンタインチョコはこれでいいやと思ったら。

「ちゃんとパパの分、ガトーショコラ焼いてね」

 見透かされて要求されました。

 ちぇっ……(笑)

◆ランドセルと机

 お友達の中には、昨年の10月くらいから買っている人もいます。

 ランドセルと学習机。

 我が家は旦那が、3月に入ってからで良いというので買わないでいたのですが、さすがにT君が拗ねました(笑)

 おもえば所沢に引っ越してきたのが、3年前の3月22日。大慌てで一年生になる娘の学用品をそろえたり、幼稚園に入る息子の指定サイズ袋を縫ったりしました。ランドセルも学習机も現品限り。入学式用のワンピースはサイズが無くて、ちょっと小さめ。

 はやいなぁ、もう下の子が小学生か。年をとるはず……(げふんげふん

 まあ、今回は引っ越しの予定もないし、早めにそろえてあげましょう。

 アディダスのランドセルを買って貰って大喜びのT君。箱から出したり入れたり、だしたり入れたり…、出したり入れたり……、出したり入れ…………。

 いい加減にしろよな。

◆トレーニング

 最近マシントレーニングさぼってます。行こうと思ったときに雪が降ったり、他に予定が入ったり。

 いけませんね、ちゃんとやらないと。

 まあ、マシントレーニングはともかく、某さんのように日常に運動を組み込んでみようと考えた。買い物に出たついでに、一時間ほど歩く。幼稚園バスを見送ったあとに、一時間ほど歩く。これが習慣になれば、トレーニングに行く腰が上がりやすくなると思ったわけです。

 今日は良い天気、暖かいし、実行するには最適だ。いざ!

 が、しかし。

 暖かいので、幼稚園のママと立ち話を一時間……orz

 駄目じゃん……orzorzorz
◆バレンタインなので

 新宿にチョコレートを買いに行ったぜ!

 目的はチョコレートだったはず。しかし、帰宅後荷物を開けてみれば……。

 つまみばっかりじゃん!!

 まあいいや、ワインでも開けようヽ(´ー`)ノ(オイ

◆好物

 オリーブが好きです。

 本日は「ドライトマトとガーリック漬けの黒オリーブ」と、「アンチョビ漬けのグリーンオリーブ」の2種類を100グラムずつ購入。
 「フロ」のオリーブはいまいちで、美味しいオリーブを探していました。「ガリバルディ」の黒オリーブはまあまあかな。でも以前池袋で買ったヤツの方が美味しかったな……。

 しかし、このオリーブが100グラム500円もするのに飲んでるワインは398円。

 ……orz

◆失礼な!

 お昼を食べようと、同行の友人達と一緒に7階のレストランフロアへ。フロアガイドを見ながら何処にしようか迷っていたところ、突然後ろから初老の老人が話しかけてきました。

「この店に行きたいんだが、何処だね」

 む、何だか横柄な口の利き方。まあそれでも親切にフロアガイド通りに説明する。すると……。

「間違いないんだろうね!」

 ……え? それって人にものを尋ねる態度ですか?

「ええ、まあ、多分……」

 平静に応えながらも、微妙に不愉快でした。
 
 信用できないなら、コンシェルジェに聞いたらどうですか?
 
◆暴力妻と思われかねないので補足説明です(笑)

 5日の日記に書かれていることは、我が家では日常的なコミュニケーション手段です。手加減してるのに、旦那はオーバーリアクションで応えます。たまに鳩尾にはいると、咳き込むことはありますが(笑)

 寧ろ、身内であろうが完膚無きまで叩きのめすって……誰かさん。我が家の場合、旦那が使い物にならなくなったら、生活に困るし(笑)

 所詮、力では敵わないと向こうも解っているからね。その余裕が気に入らない。一度本気で暴れたことあるけど、易々と押さえ込まれた。でもそのあと一週間口きかなかったら、そのストレスで体調崩してしまう可愛いヤツですよ。
 オノロケじゃないですよ、負け惜しみです(笑)

◆仮面ライダー

 ちょっとマテ、ライダーキックが回し蹴りじゃん。
 許せない〜!!
◆殴った

 先日、伯父のお葬式に出席した旦那。都内とはいえ、付き合いがほとんど無い親戚である。互いの郵便番号も住所も解らない。
 その伯父の家から、香典返しを送るためであろう我が家の住所を聞くため電話が来た。

 相手はご主人を亡くしたばかり、面識もあまりない。

 緊張しながら言葉を選び、対応しているところに旦那が来た。電話の相手は内容から解っているはずなのだが……。

 後ろから抱きつく、腰に手を回す、ぺたぺた触る。

 頭に来て、私。

 胸部に肘鉄、腹部に正拳突き。唸って丸めた背中に手刀。

 電話が済んでから、「大の大人が大事な電話してるときにふざけたことするんじゃないよっ!」と言葉で攻撃。

 旦那は何度も謝っているけど、今日は口をきいてやらない(怒
◆題材としては裏日記のほうか?

めろんまろんさんから回ってきました〜♪

>※「○○○○」の中を、バトンを送る人が指定できるシステム

しかしなぜに、リクエストお題が「詰め襟」?
スルー出来ないじゃん(大爆笑)

ではでは、質問の内容をお題に沿って変えながら回答で〜す!
  
Q1.クロゼット・タンスに入っている「詰め襟」は?

 高校時代に先輩から無理やり剥ぎ取った「学生服のボタン」なら、実家のタンスにしまってあるはず(笑)
 しかもその先輩が好きでも何でもなくて、単に学生服のボタンが欲しかっただけ。既にその方向に嗜好が傾いておりました(笑)

Q2.今妄想している「詰め襟」は?

 自キャラが中学生なら問答無用で詰め襟なんだけど(笑)
「叢雲」キャラは、うっかりブレザーにしてしまいました。
「鬼徹」キャラは、戦闘服代わりなのでグラスファイバーを織り込んだ学生服。襟の部分はカラーの代わりに薄い金属が入っています。
「桃猫」も、男の子はローブの下が白の詰め襟(笑)

リアルでの野望は、息子に学生服を着せること!
もちろん紺よりも、黒でボタンのついてるもの。

Q3.最初に出会った「詰め襟」は?
 
 う〜ん、 古すぎてよく思い出せないんだけど。たぶん「はいからさんが通る」の少尉かな? 旧帝国陸軍の制服が格好良かったですからね〜。軍服とか、きちっと結ばれたネクタイとかに、ストイックな色気を感じてしまいます。
 ほら、厳重に守られているものほど、引き剥がして中身を見たいものでしょう?(違

Q4.特別な思い入れのある「詰め襟」は?

 防衛大の白の詰め襟は格好いいですね〜(笑)
 連合艦隊幹部の詰め襟も。

Q5.最後にバトンを回したい5人とそれぞれのお題は?

面白そうなので指名。 スルーもオッケー。

☆双希 様:ぜひガンプラで!(笑)
◆取材

 「鬼徹2」の舞台で新宿を使うため、取材に行ってきました。と、言っても日中に繁華街の裏通りを歩いただけです(笑)
 日中なら歌舞伎町の裏通りであろうと2丁目であろうと、平気で歩き回れるだろうと思っていました。が、怖かったです(大汗)
 何がどう怖いか、説明する事が出来ません。ただただ、足を踏み入れた途端に表通りまで駆け戻りたい衝動に駆られました。何かが棲んでますよ、あの界隈には。負の気が充満しています。胃が締め付けられるような気分になって、脇の下に冷たい汗をかきました。
 
 そのあと通りを渡って御苑の近くに行った途端、身体が軽くなったように思いました。通りの向こうとこちら側、明らかに空気が違います。

 ああ、怖かった……。

◆韓華

 本格「韓国料理」というより、オシャレな居酒屋風韓国料理店でした。お値段は少し高め。
 驚いたのは、ほとんどが個室でなおかつテレビ付きだったこと。煉瓦仕立ての壁に埋め込まれた液晶テレビ……。オーダーはテーブルの下にある呼び出しボタン。
 高級感はあるけど怪しすぎです、危ない人たちが料理をつつきながら経済ニュースを観て、悪い相談をするのにうってつけの場所だと思いました(笑)

◆監視カメラ

 土曜日の昼頃、離れたスーパーまで車で買い物に行こうとしました。しかし子ども達は、家で留守番をしていると言います。
「留守番していても、ゲームは駄目」と言ったのですが、それでも行かないと言います。「一緒に来ないなら、おやつを買ってこないよ」と言っても、「おやついらない」と言います。娘は工作、息子は読書(ゲームの攻略本ですが)をするのだそうです。
 ちょっと寂しい気もしますが、子どもには子どもの世界があるんだなと思い、旦那と二人で買い物に出かけました。
 「だんだん親と行動しなくなるんだね」と、感慨深くあたしが言うと旦那は。

「Tくん(6歳の息子)は放っておいても良いが、M子(9歳の娘)は何をしてるか心配だ。監視カメラつけないとな」

 そう言いました。
 冗談とも本気ともとれる口調に、娘かわいさの親バカ丸出し(笑)
 
◆風邪気味

 子ども達が微妙に風邪気味です。Tくんは37.0度、M子は36.8度。
 しかし二人とも元気に幼稚園と学校に出かけました……。

 休みたくないというものですから。

 具合悪くなったら迎えに行きます。

◆子どもと仲良し

 旦那に子どもを預けて、ごくたま〜に夜遊びに出かけます。すると旦那は子ども達と一緒にポップコーンを作ったり、ジャンクフード食べながらジュース飲んだり、ファミリー向けビデをかけたりするようです。
 楽しそうじゃん、あたしが居るときは子どもに「うるさい」ばかり言うくせに……。
 
 なんか、面白くないなぁ。
◆「桃色猫組☆クリスマス・スター大作戦!」の
            イラストをいただきました!!


・大好きな絵師さん、jorotama様より「桃色猫組☆クリスマススター大作戦!」のイラストをいただきました。
 
 こちらからどうぞ!!
  http://youkazato.gooside.com/momoneko-illust2.html

◆中編の間を設置

・中編の間に「桃色猫組☆ハロウィン・ドリーム大作戦!」
        「桃色猫組☆クリスマススター大作戦!」
                     を掲載しました。 
◆色々なことがあった日

 昨日は朝から、嬉しい贈り物をいただき天にも昇る気分になった。大好きな絵師さんが、「桃猫」のイラストを描いてくれたのだ。子どもの登園準備も忘れ見惚れていたから、時間ぎりぎりに大慌てで準備して家を飛び出した(笑)

 お迎えのバスがくる時間に間に合ってほっとしていたら。

 目の前で事故発生。

 側道から出てきた普通乗用車(セダンタイプ)の横っ腹に、大型トラックが衝突した。

 朝の渋滞で速度は出ていなかったから、大破とまではいかなかったけど、ドキドキした。

 止まってしまった車から次々と運転手さんが出てきて、普通乗用車を通り沿いの駐車スペースに移動。5・6人で押していたようにみえる。無傷に近いトラックは路肩に駐車。20分くらいで車は流れはじめ、幼稚園バスも無事に子ども達を乗せていった。

 もしも5分、事故が遅ければ?

 もしもトラックのスピードが出ていたら?

 朝から心臓に悪い出来事だった。

◆医者との相性

 たとえ近所で評判の良い病院でも、必ずしも自分と相性が良いとは限らない。
 転勤で引っ越すたびに苦労するのが、「病院」と「美容院」探し(笑)

 子どもも一人目の時は、安易に甘いものを与えないようにと気を遣うのだが、二人目になるとさほど注意しなくなる。それどころか上の子の幼稚園行事などで大人しくさせるため、飴やお菓子を与える機会が増えてしまう。必然的に下の子は虫歯になりやすい環境に……ええ、それは親次第なんですけどね(笑)

 そんなわけで、上の子は歯医者に掛かったことがないけれど、下の子は3歳くらいからちょくちょく歯医者のお世話になっている。

 成田で良い歯医者さんを見つけたんだけど、転勤。

 そして所沢で最初に掛かった歯医者が悪かった。

 3歳の子どもは、「痛い」とか「おなかがすいた」という感覚を上手く言葉に出来ない。ウンチが出そうなときも、空腹の時も、「おなかがいたい」といったりする。
 だから歯医者さんに、「痛かったら手を挙げて」と言われたら、ちょっと違和感を感じただけでも手を挙げてしまうのだ。

 するとその歯医者は、子どもが手を挙げるたびに麻酔を打った。

 量は少ないと思うけど、3回。

 ちょっとマテ!!
 歯医者の麻酔が原因で、亡くなった子がいるんですけど?
 (因果関係はまだ不明らしいが)

 幸いにして、気分が悪くなるなどの症状は出なかった。だけど、半日以上感覚が戻らず、噛んでしまった唇が腫れて3日くらい元に戻らなかった。

 幼稚園で「たらこ唇」と言われ、歯医者嫌いになった息子。

 その後しばらく歯医者にはいかなかったけど、幼稚園の検診で虫歯が見つかり嫌がる息子を説き伏せ別の歯医者に。

 今度は信頼できる歯医者さんだったので、一安心。と、思ったら……。

 かなり離れた地区に、新しい歯科医院を建てて移転してしまった。

 なんてこったい……orz

 次の歯医者を捜して3件目。

「乳幼児の歯は削りたくないので、進行止めを塗っておきます」
 そう言われて、お終い。

 意味無いんですけど…………orz。

 昨日、友人に紹介された4件目の歯医者さんに行ってきた。私と同じくらいの年齢の女医さんで、今度は信頼できそう。

 ああ、よかった。
 

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