◆正しい台詞、なんだっけ?w

 娘が所属する、バレーボールチーム。勝ち進むにつれ、練習は厳しくなりプレッシャーが大きくなる。レギュラーになって3ヶ月、まさか県大会に残るとは思ってもみなかった。

 県大会初戦、一週間前。疲れとプレッシャーから、練習に行きたくないと娘がごねた。諦めて欲しくない、でも、強要するのも可哀想……。こんな時、どう言えば良いんだろうと悩んだ。そしてふざけ半分に、言った台詞。

「自分が信じる、自分を信じろ」

 娘、冷めた目でアタシを見て一言。

「なにそれ、ラガンの台詞? しかも微妙に違うし」

 アタシは「そう?」と、とぼけて、そのまま夕飯支度をはじめた。どんな慰めも、激励も、ここまで来たら役には立たない。本人に任せるしかなかった。

 30分ほどたって、娘が言った。

「今から練習に行っても、1時間半は出来るね」

「そうだねー、行くの?」と聞いてみたら、娘は黙って支度を始めた。

◆そうだった

 友人の息子さんは中学2年の時にクラスでイジメに遭い、数ヶ月間クラスメイトや部活の仲間に無視されたそうだ。「その時、息子を支えたのが『NARUTO』だったのよ」と、その友人は笑っていた。
 中学生の男の子が愛読するマンガ。その主人公がイジメや困難に立ち向かう姿に触発され、自分も負けないで頑張ろうと思う。ああそういえば、自分もそんな時期があったな。漫画やアニメで現実から逃避し、辛い時期を乗り越えた覚えがある。

 そうだった、だからアタシは、読んで元気が出る話を書こうと思ったんだよね。   

コメント

水凪龍樹
水凪龍樹
2007年7月3日19:02

>正しい台詞
もう調べられたかもしれませんが、たぶんこれのことかと。
「お前が信じる俺でもない、俺が信じるお前でもない、お前が信じるお前を信じろ!」

>支えたのが『NARUTO』
マンガやアニメは低俗でくだらないと切って捨てる無理解な大人には絶対に判らない話でしょうねぇ。
うちの父親もそういう考え方なので、表現形態と内容は無関係だと常々反論していたんですが未だに聞いてもらえません。^^;

kazato
かざと ゆう
2007年7月8日12:27

◆水凪 龍樹 様

 ラガンはシモンやヴィラルに萌えてますw しかし子供って素直な目線でアニメを観てるんですよね……不純な自分が恥ずかしいわwww
 うちの親もアニメはくだらないと言いますが、なぜか宮崎アニメ信奉者。都合のいい大人です(^^;)

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