私立むらくも学園怪奇譚・番外(神崎刑事 編)8
2003年10月24日<コメント>
モニターの調子が悪くて書きにくい。早く直してよーダンナ!(人任せ・苦笑)
えーと、またまた微修正です。本編で、学生時代神崎君は館山から「叢雲」に通っていると書きましたな、確かに。番外じゃあ成田に実家があるじゃないですか!はっはっは、と、いうわけで。「神崎君のお父さんは教師です。館山から成田に転属になったときに家を建てました。神崎君は当時三年生だったので、最後の一年は寮生です。」ということにしてください。
自分で設定忘れてますね。行き当たりばったりで書いてるから。今一番大変なのが、名前の決め方。なるべく同じ音を使わないようにと思うと、ネタがつきてきます。名字リスト、作るか?めんどくさいなー。
:::::::::::::::::::::
<本文>
今朝未明、早川は主犯格の容疑者の潜伏先を突き止め、相方の刑事と共に身柄を確保した。神崎が来たときには既に署に連行する途中だったようで、濱田が早くから来ていたのもそのためである。知らせを受ければ直接現場に向かえたと彼は不満を申したてたが、栗本も濱田もそろそろ早川に現場での判断を任せて良いと判断したのだった。
彼女は、栗本警部と共に署長室に呼ばれている。
「容疑者の顎を、拳で殴ったそうだ。」
お茶をすすりながら濱田が溜息をつく。二人が駆けつけたとき、容疑者は床にうずくまり、早川は相方の刑事に身体を押さえ込まれていた。
「取調室に連れて行く途中で、暴れたとか抵抗したとかではないそうですね。一体どうしたんでしょう?」
神崎が首を傾げる。
「容疑者の言葉に、カッとなったんですよ。」
早川の相方の刑事は、署長に事情を説明して先に戻ってきたようだ。
「何を言われたんだ?」
濱田が身を乗り出すと、今年配属された若い刑事は神崎をちらりと見た。大概、早川と組んでいるのは神崎なので彼女について自分が意見をするのはためらわれるのだろう。神崎は敢えてその視線を無視した。
「……殺された平井和美のことなんですが『あの女の方がよほど悪いことをしてた、死んで当然だ。自分が警察に捕まるのは割に合わない』と。」
実際はもっとひどい言葉で吐き捨てたようだが、彼にはそのままを口には出来ないようだ。
「よくも言ったもんだな。仲間達の話じゃ平井和美に援助交際をさせて上前をはねてたそうじゃないか。美人局張りの恐喝までしてたようだぞ。」
濱田が呆れる。
「最初に話を持ちかけたのは、女の方だと言うんですがね。」
「死人に口なし……だな。」
低く呟いた神崎に、若い刑事は妙に決まり悪そうな顔をした。自分が余計なことを言っていないか、心配になったようだ。
「あの、自分は報告書を書かないといけないので……。」
早く先輩刑事達から逃げたかったのだろう、彼はそそくさとその場を後にした。
「それにしても、早川が手をあげるなんて……。」
神崎にはまだ信じられなかった。どちらかと言えば、おとなしく地味なイメージがある。
「さっき濱田さんが言ってたことと、何か関係があるんですか?」
濱田は、ううむ、と、複雑な表情になった。
「俺の主観が入った説明では、お前の為にならんな。自分で本人に聞いてみろ。」
彼はそれきり黙り込んでしまった。
:::::::::::::::::::::
★アキラ君編書いてます。ちょっとメロドラマ風。自分は実はアメリカに行ったこと無いので、かなり思いこみと想像ででたらめなことを書くかも知れませんが、お許しを。
●一言コメント下さいな。
<叢雲掲示板>
http://www.ad-office.ne.jp/cgi-bin/bbs/ad1.cgi?8429maki
モニターの調子が悪くて書きにくい。早く直してよーダンナ!(人任せ・苦笑)
えーと、またまた微修正です。本編で、学生時代神崎君は館山から「叢雲」に通っていると書きましたな、確かに。番外じゃあ成田に実家があるじゃないですか!はっはっは、と、いうわけで。「神崎君のお父さんは教師です。館山から成田に転属になったときに家を建てました。神崎君は当時三年生だったので、最後の一年は寮生です。」ということにしてください。
自分で設定忘れてますね。行き当たりばったりで書いてるから。今一番大変なのが、名前の決め方。なるべく同じ音を使わないようにと思うと、ネタがつきてきます。名字リスト、作るか?めんどくさいなー。
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<本文>
今朝未明、早川は主犯格の容疑者の潜伏先を突き止め、相方の刑事と共に身柄を確保した。神崎が来たときには既に署に連行する途中だったようで、濱田が早くから来ていたのもそのためである。知らせを受ければ直接現場に向かえたと彼は不満を申したてたが、栗本も濱田もそろそろ早川に現場での判断を任せて良いと判断したのだった。
彼女は、栗本警部と共に署長室に呼ばれている。
「容疑者の顎を、拳で殴ったそうだ。」
お茶をすすりながら濱田が溜息をつく。二人が駆けつけたとき、容疑者は床にうずくまり、早川は相方の刑事に身体を押さえ込まれていた。
「取調室に連れて行く途中で、暴れたとか抵抗したとかではないそうですね。一体どうしたんでしょう?」
神崎が首を傾げる。
「容疑者の言葉に、カッとなったんですよ。」
早川の相方の刑事は、署長に事情を説明して先に戻ってきたようだ。
「何を言われたんだ?」
濱田が身を乗り出すと、今年配属された若い刑事は神崎をちらりと見た。大概、早川と組んでいるのは神崎なので彼女について自分が意見をするのはためらわれるのだろう。神崎は敢えてその視線を無視した。
「……殺された平井和美のことなんですが『あの女の方がよほど悪いことをしてた、死んで当然だ。自分が警察に捕まるのは割に合わない』と。」
実際はもっとひどい言葉で吐き捨てたようだが、彼にはそのままを口には出来ないようだ。
「よくも言ったもんだな。仲間達の話じゃ平井和美に援助交際をさせて上前をはねてたそうじゃないか。美人局張りの恐喝までしてたようだぞ。」
濱田が呆れる。
「最初に話を持ちかけたのは、女の方だと言うんですがね。」
「死人に口なし……だな。」
低く呟いた神崎に、若い刑事は妙に決まり悪そうな顔をした。自分が余計なことを言っていないか、心配になったようだ。
「あの、自分は報告書を書かないといけないので……。」
早く先輩刑事達から逃げたかったのだろう、彼はそそくさとその場を後にした。
「それにしても、早川が手をあげるなんて……。」
神崎にはまだ信じられなかった。どちらかと言えば、おとなしく地味なイメージがある。
「さっき濱田さんが言ってたことと、何か関係があるんですか?」
濱田は、ううむ、と、複雑な表情になった。
「俺の主観が入った説明では、お前の為にならんな。自分で本人に聞いてみろ。」
彼はそれきり黙り込んでしまった。
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★アキラ君編書いてます。ちょっとメロドラマ風。自分は実はアメリカに行ったこと無いので、かなり思いこみと想像ででたらめなことを書くかも知れませんが、お許しを。
●一言コメント下さいな。
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